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海外現地発ガイド通信

19世紀の面影を残すパリの“パサージュ”をお散歩しよう


掲載日:2009/01/08 テーマ:観光地・名所 行き先: フランス / パリ

タグ: すごい! ショッピング 街歩き


ショッピングモールの元祖、パサージュ

雨の日も、濡れずにウィンドーショッピングができるように、と発明されたパッサージュ 雨の日も、濡れずにウィンドーショッピングができるように、と発明されたパッサージュ

19世紀中頃、というとちょうどバルザックの小説に描かれている世界。まだ、雨が降れば道がぬかるみ、歩道と車道がきちんと分かれていなくて、長いスカートをはいて散歩なんてしていようものなら、馬車に轢かれそうになった時代。ゆっくりお買い物ができるように、と発明されたのが、この「パッサージュ(passage)」。日本でいえば、屋根付きの商店街、ショピングモールといったところ。もともとは、ナポレオンがエジプト遠征をしたときに発見した、アラビア風市場「スーク」にヒントを得たものだということです。

アンチーク人形専門店「Capia」があるギャラリー・ヴェロ・ドダ

商売繁盛を願ってか、天井画は豊穣の女神デメテール 商売繁盛を願ってか、天井画は豊穣の女神デメテール

当時、このようなパサージュがパリの右岸に50ほどありましたが、現存するのは16件。パレ・ロワイヤルから歩いて5分程のギャラリー・ヴェロ・ドダは、その中でもいちばん美しいもので、市松模様の床は白黒の大理石でできていて、天井は、当時、最先端の素材であった鋼鉄とガラスで覆われ、自然光が入る明るい空間が作られました。今も、アンチークのお人形屋さんや、古楽器屋さんなどが並ぶ、ちょっとマニアックな世界。

現存するパサージュの中でいちばん豪華なギャラリー・ヴィヴィエンヌ

ポンペイ・スタイルといって、古代ローマの遺跡ポンペイをヒントにしたスタイルの建築 ポンペイ・スタイルといって、古代ローマの遺跡ポンペイをヒントにしたスタイルの建築

ギャラリー・ヴィヴィエンヌは、当時、発明されたばかりのガス灯が初めて点った場所。その頃、流行っていたモザイクでできた床がなかなか可愛い。入り口前に、乗り合い馬車の駅があったことから、車を待つ人々が暇つぶしにショッピングする場でした。45番地にある「Petit Siroux」はパりで最古の本屋さんのひとつ。月日とともに琥珀色変色したページ、柔らかい肌触りの皮表紙、時代を感じさせる本がひっそりと息づいています。

1990年代からデザイナーたちが開店、元気を取り戻したパッサージュ

ロマネ・コンティがウィンドーに飾ってあった、老舗ワイン屋ルグラン ロマネ・コンティがウィンドーに飾ってあった、老舗ワイン屋ルグラン

これらギャラリーは、オスマン公爵の都市計画で商店街の立ち並ぶグラン・ブルヴァールが開発され、百貨店ができるようになると、衰退してしまいました。ところが、パッサージュ・ヴィヴィアンにジャン・ポール・ゴルチエがお店を開店してから、また賑わいを取り戻し始めました。今は、日本人デザイナー鳥居ユキのお店もあり、すっかりモードの殿堂として定着しています。まだまだ寒いパリですが、パサージュなら暖かくお買い物ができます

【関連情報】

■ギャラリー・ヴェロ・ドダ
場所:19,rue Jean Jaques Rousseau、2rue Bouloi 75001 Paris
時間:パッサージュは日曜以外、7〜22時まで。お店は19時には閉まる。
メトロ:Tuilerie, Palais Royal駅 (1番線)で下車。
■ギャラリー・ヴィヴィエンヌ
URL:http://www.galerie-vivienne.com/index.php
場所:6,rue viviennne、4,rue des petits champs 75001 Paris
メトロ:Bourse駅(3番線)下車

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2009/01/08)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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