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フランス・パリ・美術館・博物館の現地ガイド記事
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海外現地発ガイド通信

リニュアールされたばかり、モダンな楽器博物館


掲載日:2009/06/15 テーマ:美術館・博物館 行き先: フランス / パリ

タグ: 音楽 博物館


音楽の街「シテ・ドゥ・ラ・ミュージック」

16世紀、イタリアのクラビコルド。持ち運びできるキーボードタイプ。オスマン帝国とイタリアの戦いが描かれているところが可愛い 16世紀、イタリアのクラビコルド。持ち運びできるキーボードタイプ。オスマン帝国とイタリアの戦いが描かれているところが可愛い

昔の食肉市場と屠殺場だった55ヘクタールを再開発して作られたパリ市でいちばん大きな公園ヴィレットの一部、「シテ・ドゥ・ラ・ミュージック」。メトロのPorte de Pantinを降りて正面にあるのが、鉄鋼とガラスでできた「グランド・ホール」で、展覧会、エキスポ、ファッションショーが開催される場所です。左手は、世界から才能ある若手音楽家が集ってくるパリ国立高等音楽院、そして、右手がコンサートホールと音楽博物館がある「シテ・ドゥ・ラ・ミュージック」です。斬新なデザインで知られているクリスチャン・ポルツァンパルクの建築。

ジャズやポピュラー、ロックの大物についての特別展

こちらはフランスの宮廷で流行ったヴィオラ・ダ・ガンブ。チェロより小さな音なので、シンフォニー全盛のロマンチシスム時代には忘れられてしまいます こちらはフランスの宮廷で流行ったヴィオラ・ダ・ガンブ。チェロより小さな音なので、シンフォニー全盛のロマンチシスム時代には忘れられてしまいます

この博物館が開館されたのは1997年だから12歳ですが、2009年3月にリニュアールして再デビューしたばかり。また、亡くなって10年のシャンソン歌手セルジュ・ゲンスブール展があり、12万人の来館がありました。来る10月16日からは、ジャズのマイルス・デイビス展で、またまた大盛況が予想されています。このように、決してクラシック音楽だけではないので、博物館というと堅いイメージでちょっとまごついてしまう方にもおすすめできます。

時代別に説明。ビデオや模型で多角的に理解できる仕組み

オクトバス。1855年の万国博覧会に出品されたもの。大きいのはいいけど、弾くと疲れそう…… オクトバス。1855年の万国博覧会に出品されたもの。大きいのはいいけど、弾くと疲れそう……

常設展は大きく4つの時代に分かれています。最初は17世紀、イタリアでモンテヴェルディーがオペラの原型を作った時代。当時のオペラ座の模型や、実際のオペラを壁にはめ込まれた画面で見ることもできるので、かなり充実した見学になります。次は18世紀、ラモーやクープランなど、フランスの宮廷音楽がヨーロッパの最先端だった時代。そして、19世紀は、なんといってもシューベルトなどドイツ中心のロマンチシスムの時代。フランスではベルリオーズなどが活躍しました。

ワールドミュージックや現代音楽のこともわかる!

こちらはヴィオラ・ダ・ガンブと一緒にフランスの宮廷で活躍したクラブサン こちらはヴィオラ・ダ・ガンブと一緒にフランスの宮廷で活躍したクラブサン

この博物館の良いところは、西欧以外の文化で使われている楽器や、20世紀音楽で活躍したコンピューターや、エレキギターなども展示されていること。今日はエレキギターのデモンストレーションをしているお兄さんがいて、見学に来ていた子どもたちは、憧れの目でウットリ聞き入っていました。入り口で、無料でイヤホンを貸してくれますが、これで説明や、展示されている楽器で演奏された音楽を聞くことができます。ただ見て終わり、にならない、楽しい体験が期待できる博物館です。

【関連情報】

こちらはピアノ。クラブサンは弦をはじいて、ピアノは弦を叩いて音が鳴るところが大きな違いです こちらはピアノ。クラブサンは弦をはじいて、ピアノは弦を叩いて音が鳴るところが大きな違いです

■ Musee de la musique - Cite de la musique
221, avenue Jean-Jaures 75019 Paris
メトロの5番線Porte de Pantin下車約1分
休館日:月曜日
開館時間:火曜日から土曜日は12時から18時。日曜日は10時から18時
入館料:8ユーロ
http://www.cite-musique.fr/anglais/Default.aspx(英語サイト)

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2009/06/15)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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