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海外現地発ガイド通信

日本と意外な関係があったフランスをアンヴァリッドで発見


掲載日:2009/08/27 テーマ:観光地・名所 行き先: フランス / パリ

タグ: 教会 建築 博物館 歴史


ナポレオンのお墓があることで有名

クラシック様式の教会。高台からパリの街並を見下ろすと必ず目につく建物 クラシック様式の教会。高台からパリの街並を見下ろすと必ず目につく建物

アンヴァリッド は、1671年、ルイ14世が戦争で負傷した兵士たちを看護するために建てさせた廃兵院でした。王自らが引き起こした戦争で負傷した部下たちを労る気持ちがそこにあったのも確かですが、同時に、ヨーロッパ中を巻き込んだ30年戦争から疲労して帰還した傷痍軍人たちが、パリの街中を彷徨い、いろいろとワルさをはたらいて市民から苦情が出ていたこともその理由。今は、軍事博物館、教会、そして一部は今も傷痍軍人が暮らしています。

当時としては4つ星ホテルに相応する居心地よさ

一応、病院なので綺麗な庭があります。パジャマ姿の患者さんとツーリストがすれ違う不思議な空間。 一応、病院なので綺麗な庭があります。パジャマ姿の患者さんとツーリストがすれ違う不思議な空間。

入院していた兵士たちは、もちろん軍隊の掟のもとで生活。養生することを目的としていたものの、付属の教会サン・ルイ・デ・ザンヴァリッド(Saint Louis des Invalides)の聖職者の監督の下、規律正しい生活をすることを要求されていました。約4000人を収容することができた大病院で、当時としては居心地満点のクリニックといったところだったそう。また、軍隊用の靴やユニフォームを作る工場もあり、軽度の疾病者が働いていました。

長州藩の大砲がなぜここに?

軍事博物館の中庭。博物館は、軍服ファッションが、思いのほかおもしろい!昔、闘う男たちはおしゃれだったのだと実感。 軍事博物館の中庭。博物館は、軍服ファッションが、思いのほかおもしろい!昔、闘う男たちはおしゃれだったのだと実感。

軍事博物館の広々とした中庭には、たくさん大砲が並んでいます。なんと、ここには下関戦争(1863年から64年)で、英仏蘭米が長州藩に勝利した際に押収した長府の前田砲台にあった大砲が展示されています。また、博物館内には、中世の騎士の鎧やナポレオンの帽子などが展示されています。ちなみに彼の帽子のサイズは58センチで、帽子が大好きだった彼は一月にひとつの割合で帽子を作らせていたとのこと。

教会と政治の強い繋がりを象徴する場

ロダン美術館から10分ほどで、この西門に着く ロダン美術館から10分ほどで、この西門に着く

みどころはもちろん教会サン・ルイ・デ・ザンヴァリッド(Saint Louis des Invalides)。 フランス軍が勝ち戦で敵から奪った軍旗がヒラヒラ並んでいる、ちょっと不思議な教会です。まあ、昔は「神の摂理」を理由に戦争を正当化していたもの、教会権力と政治権力がいかに強く結束してフランスという一国をのしあげていったかがよくわかる場かもしれません。ナポレオンはその親族と忠信深かった将軍たちの棺に囲まれて永眠しています。

軍事博物館(Musèe de l'Armèe )
廃兵院(Hôtel national des Invalides)
129 rue de Grenelle, 75007 PARIS
メトロ:8番線Latour-Maubourg, Invalides下車徒歩5分
入場料:8,5E(説明イヤホン付き)
祭日と毎月の第一月曜日を除いて年中無休
開館時間:10時から17時

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2009/08/27)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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