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海外現地発ガイド通信

王が好んだ狩猟はまさにフランスの文化 ジビエを食べてみよう


掲載日:2018/11/15 テーマ:グルメ 行き先: フランス / パリ

タグ: おいしい 珍しい 珍味


ヨーロッパに根付いている狩猟

狩のシンボルとして有名なのはホルン。猟犬とともに狩猟するときは、人はホルンで合図を送りながら獲物がいる場所を探り当てていきます。 狩のシンボルとして有名なのはホルン。猟犬とともに狩猟するときは、人はホルンで合図を送りながら獲物がいる場所を探り当てていきます。

秋になるとジビエの季節が始まります。日本人は食べる習慣があまりないジビエですが、フランスでは古くから王が狩猟をし、王宮でも食べられていた食材です。今もフランスでは120万人が狩猟を楽しんでいて、狩猟が好きだという人は98%は男性だといわれています。「狩猟」といっても実は色んな方法があることをご存知でしょうか?
まずは代表的な狩猟は道具を使って狩猟する、つまり銃や弓を使って捕える方法です。道具を使えば大小問わず動物を捕えることができます。狩猟の日は1匹、又は複数の猟犬を連れていき、臭いを嗅がせて獲物を見つけたり、犬が鳥を追い、飛び立ったときに猟師が打つというテクニックもあります。また大きな動物は待ち伏せて打つ、あるいは複数の人がある領域を囲み、動物を追いこんで打つという方法も。銃や弓を使って捕える方法の6割はイノシシやシカ、野ウサギ、キジなどで、2割は渡り鳥であるといわれています。他にも水中の鳥(マガモ)や山にいる動物を狙うこともあります。個人で狩りを行っている人もいますが、フランス国内で多くの組合があり、団体で狩りを楽しむことが多いです。

銃を使わない狩猟

鷹狩りの場合、野ウサギのように地面にいる動物を狩るときは、一緒に探しにいって、見つけたらすぐに鷹を飛ばします。 鷹狩りの場合、野ウサギのように地面にいる動物を狩るときは、一緒に探しにいって、見つけたらすぐに鷹を飛ばします。

一方、シャス・ア・クール(ヴェヌリ)は銃を使わない狩猟です。森に行くときに通常はグループになって何匹かの猟犬を連れて行き騎馬で獲物を狙います。フランスでは極僅かですが、鷹狩も行われていて、鳥や野ウサギを狩ることができます。この2つは貴族が行う狩りとして古くから行われていました。
シャス・ア・クールは野生動物間の自然な戦いを見ることができることが醍醐味。よく訓練された猟犬は嗅覚を頼りに獲物を追い詰めます。ただ猟犬が追いかけても獲物が逃げた場合は、そのままにしておき、生き延びた動物を人間が捕えることはしません。
鷹狩りをしている人によると、狩りの時期になると週4回ぐらい、朝起きたら会社に行く前に狩りに出かけるそうです。鳥は30分ぐらい空を飛んでいて、獲物を得ることが多いようです。

狩猟の楽しみとは?

よく訓練された猟犬。 よく訓練された猟犬。

ヴェヌリ・ド・ベリーという組合のメンバーがいうには「人それぞれシャス・ア・クールをする動機は違うが、私が好きな理由は犬と馬と一緒に自然の仕組みを体験することができるから」といいます。特に犬を教育することは奥が深く「まるでオリンピックに出るアスリートを育てることに似ている」そうです。ヴェヌリ・ド・ベリーの犬はシカ狩りのスペシャリスト。一方、シカはすごく賢い動物で、犬が追っかけてくると姿をくらますために、臭いを消す努力をします。それは犬がシカの臭いを追ってくるからです。そのため川の中に入り、湿気によって本来のシカの臭いをカモフラージュする、また他の動物と接触して臭いを混ぜるなどしながら逃げていくそうです。たまにシカは水の中から出て臭いが分からなくなった犬を茂みからしっかりと見届けて、来た道をUターンして進んでいくことも。なぜなら来た道はすでに臭いが残っているから、再び通れば新たに形跡が残らないからです。こうした野生的な戦いを見ることができる喜びがあるそうです。

パリで食するジビエ

ジビエは他の肉と比べてビタミン類が豊富。森の食物を食べて育ち、駆け回っている動物ですから脂肪分も低めです。 ジビエは他の肉と比べてビタミン類が豊富。森の食物を食べて育ち、駆け回っている動物ですから脂肪分も低めです。

パリなどの大都市でジビエを食べられるレストランは伝統的なフランス料理店が多いです。ただ若者がジビエ離れをしているということで、フランス料理店でも扱っていないレストランもありますので、事前にメニューを確認しておきましょう。ここでは1店、ジビエ料理で有名なパリ17区にあるAu P'tit Bougnatをご紹介します。Le P'tit Bougnatは一年中高質な肉料理を提供しています。秋のジビエのシーズンになると、もちろんジビエの料理が並びます。ジビエ初心者の人は一般的な食材である鹿のフィレやウサギのシチュー、猪のフィレなどからはじめてみましょう。ジビエを食べたことがあり、他の動物も挑戦したいという方はウズラがおすすめです。野生の深い味わいが楽しめます。是非挑戦してみて下さい。

情報:

パリのレストランなのにまるで山小屋にいるような外観&内観。 パリのレストランなのにまるで山小屋にいるような外観&内観。

Au P'tit Bougnat
118 boulevard de Courcelles, 75017 Paris, France
Tel:+33 1 47 63 97 11
12:00 - 15:00
19:00 - 23:00

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2018/11/15)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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