page top

出発エリアをに変更しました。

海外旅行の検索・比較サイト|エイビーロード
AB-ROAD
フランス・パリ・歴史の現地ガイド記事
RSS

海外現地発ガイド通信

2千年の歴史あり。サンリスを訪れてみよう


掲載日:2019/08/21 テーマ:歴史 行き先: フランス / パリ

タグ: キレイ ロケ地 教会


石畳の道が続き、中世のおもかげ残る街

王室の庭にサンモーリス修道院跡、城壁跡、スパイ博物館などがある 王室の庭にサンモーリス修道院跡、城壁跡、スパイ博物館などがある

今回は、パリから北におよそ40キロのところにあるSenlis(サンリス)のご紹介です。パリの北駅から出る電車に乗り、30分ほどでシャンティ駅で下車。そこからバスに乗り換え30分ほど揺られると到着です。待ち時間を含めても片道1時間半で行けます。
フランスには城壁の残る街がありますが、サンリスも例外ではありません。ガロ・ロマン時代、3世紀に造られた4メートルの城壁と30の塔の一部が現在でも残っています。987年にユーグ・カペーが国王となり、アンリ4世(在位:1589年から1610年)まで、王が滞在した街として栄えました。
街に着いたらまず観光局に行きましょう。主な見どころが記された3つのコース記載の地図がもらえます。コースAはノートルダム大聖堂や王室の庭、博物館などを含む1.5km 、Bはサンピエール教会やサンヴァンサン大修道院などを含む2.1km、Cは15世紀から18世紀に建てられた市庁舎や、1865年に発見された闘技場(※4月から10月の第一日曜日、観光局15時集合のガイドツアーで訪問可能)を含む3.8kmで、各要所がおさえられています。

地元の人が立ち寄っていくノートルダム大聖堂

大聖堂の入り口前は広場になっている 大聖堂の入り口前は広場になっている

4月に火災があったパリのノートルダム大聖堂をはじめ、アミアン、シャルトル、ルーアン、ランス、ストラスブール、マルセイユなど、フランスには、有名なノートルダム大聖堂が各地にあります。サンリスの大聖堂は、それらと比べるとこぢんまりとした印象を受けるでしょう。12世紀から16世紀の間に建てられたゴシック様式で、13世紀につくられた尖塔の高さは78メートルあります。観光客も少なく静かな雰囲気です。地元の人がふらりと入っていき、お祈りをしたり、しばらく一人の時間を過ごして出て行く姿が多く見られました。
中は撮影できませんでしたが、ステンドグラスや小窓がたくさんあるので、日が差すととても明るく感じました。入り口のドアの頭上にあるステンドグラスの光を受けた素晴らしいパイプオルガンの音色を聴いてみたくなりました。

映画の撮影によく使われる街並み

このような石畳の小道が多いので、歩きやすい靴で出かけよう このような石畳の小道が多いので、歩きやすい靴で出かけよう

サンリスはその風景や街並みから撮影によく使われる街でもあります。2015年時点の記録によると、映画やテレビのルポタージュ撮影数は185本。最も古いのは、1935年のアメリカ映画「Le marquis de St Evremond」(邦題:嵐の三色旗、ジャック・コンウェイ監督)です。残念ながら、どの通りで撮影されたかは不明です。日本人にもファンが多い1990年の映画「Le mari de la coiffeuse」(邦題:髪結いの亭主、パトリス・ルコント監督)は、Rue du Chatelで撮影されました。2008年公開の映画「Seraphine」(邦題:セラフィーヌの庭、マルタン・プロヴォスト監督) は、サンリスの家庭で家政婦として働き、画家となる女性の人生を描いた作品ですが、さすが話の舞台だけあってRue de la poulaillerie, rue des Veterans, rue du chat Haret, rue St Gilles, Place de la fontaine des Etuves, rue de la Montagne St Aignanとたくさん出てきます。映画ファンの方はロケ地を訪れてみるのも面白いでしょう。

関連情報

レストランやブティックもあるが、観光地によくある土産物屋はない レストランやブティックもあるが、観光地によくある土産物屋はない

サンリス観光局公式サイト
http://www.senlis-tourisme.fr/

観光局所在地:Place du Parvis Notre-Dame
60302 Senlis
Tel: +33(0)3 44 53 06 40
contact@senlis-tourisme.fr
4月から10月の第1日曜日15時から、観光局によるガローロマン時代のガイドツアーあり

※7月、8月は夏期休暇中ということもあり、お店も夏休みに入ります。また、パリの地下鉄や郊外を走る電車RERも工事が入り、本数が減るどころか、対象の路線では一部運休もあります。ご旅行の際は窓口や公共交通機関のウェブサイトで最新情報を得て行動するようにしてください。
パリ交通公団の公式サイト
https://www.ratp.fr/

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2019/08/21)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
エイビーマガジンについて

 

キーワードで記事検索

検索