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海外現地発ガイド通信

キーワードは「3R」 エコ・フレンドリーなカルチャースポット「REcyclerie」


掲載日:2019/11/15 テーマ:グルメ 行き先: フランス / パリ

タグ: おもしろい たのしい 一度は行きたい


ポルト・ド・クリニャンクール駅に何やら不思議な空間が

環状鉄道の廃駅を再利用した建物は他にもレストランなどがあります。 環状鉄道の廃駅を再利用した建物は他にもレストランなどがあります。

クリニャンクールののみの市が有名なポルト・ド・クリニャンクール駅(地下鉄4番線の終点)。その駅を降りると何やら人がたくさん集まるエコ・フレンドリーなカルチャースポット「REcyclerie」があります。ここはかつての環状鉄道の廃駅を再利用した建物です。環状鉄道とは「プティト・サンチュール」といってパリ市内を運行していた鉄道。現在でも利用されている駅もありますが多くの駅はすでに壊されているか、何かの建物として利用されている駅もあります。「REcyclerie」はまさに後者で2014年から運営されています。

日によって様々なエコ・イベントが

入口を入ると広がるレストラン。横には修理を受け付けるカウンターが。 入口を入ると広がるレストラン。横には修理を受け付けるカウンターが。

ここは駅を改装した分、不思議な形になっています。まずかつての構内だと思われる領域にレストランがあり、 外に出て階段を降りるとかつての環状鉄道の線路があります。旧構内も旧ホームもレストランまたパーになっていて、旧ホームではフリーマーケットが開催されていたり、線路では屋外映画館になったりと、日によって違うイベントが開催されています。
なぜこの場所がエコ・フレンドリーなのかは店内に入ったらすぐに気付きます。入り口のそばには、あらゆる修理を受け付けるカウンターが。そして吹き抜けになっているホールに出ると、2階に廃棄物らしい窓やドアを繋ぎ合わせて作った窓が見えます。廃棄物といっても素敵な窓に生まれ変わっていて新しいものよりも味がある窓になっています。

「REcyclerie」が大切にしているキーワードは?

線路で開かれる屋外映画館。 線路で開かれる屋外映画館。

「REcyclerie」が大切にしているキーワードは「3R」。つまりreduire(削減:廃棄物を減らすために行動する)、reutiliser(再利用:中古として、物に第2の人生を与える)、recycler(リサイクルする:廃棄物を収集し、新しいものに作り変える)ことです。フランス語では頭に「RE」が付いていると再利用を示す単語になります。復元する(recreer)、修理する(reparer)などですが、これに基づいて環境に良い食材、ヘルシーな料理を提供したり、様々なイベントを開催したりしているのです。「REcyclerie」に通えば、何かしらエコについて学べる、そしてそれを自分の生活に取り入れていく、ということがコンセプトになっているのです。
この場所は「レストラン」であり、「バー」であり、「アトリエ」であり、「映画館」であり、「植物を育てる空間」であり、「鶏を飼う空間」でもある…そんな不思議な空間がフランスの首都、パリにあるということを嬉しく思います。

古い T シャツを再利用してスポンジに

1時間半のアトリエでは和やかな時間でした。アトリエのプログラムはホームページに載っています。 1時間半のアトリエでは和やかな時間でした。アトリエのプログラムはホームページに載っています。

さて、私は古い T シャツを再利用してスポンジを作るアトリエに参加しました。スポンジと言っても、ふわふわのスポンジではなく、使い古した T シャツを糸にして編み、それを使ってスポンジのようにお皿を洗うことができるというものでした。古いT シャツを先生の言う通りに3センチ幅に切り、細い糸にして編むのですが、reutiliser(再利用)できたことが嬉しく、素敵なアトリエの時間を過ごすことができました。
「REcyclerie」はものすごく居心地がいい空間で、訪れる人それぞれが自由に時間を過ごしています。
ポルト・ド・クリニャンクール駅に行ったらぜひ訪れてください。

情報:

旧ホームの隣には「鶏を飼う空間」があり、ホームを真っ直ぐに進むと「植物を育てる空間」があります。 旧ホームの隣には「鶏を飼う空間」があり、ホームを真っ直ぐに進むと「植物を育てる空間」があります。

REcyclerie
83 bd Ornano 75018 Paris
http://www.larecyclerie.com/

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2019/11/15)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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