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海外現地発ガイド通信

ジャンヌダルク、ルイ14世、ヴォルテールも滞在したシュリー公の城 シュリー・シュル・ロワール城


掲載日:2020/06/04 テーマ:城・宮殿 行き先: フランス / パリ

タグ: 素晴らしい 歴史


アンリ4世の大臣、シュリー公のシュリー・シュル・ロワール城

この城は世界遺産「シュリー=シュル=ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷」に含まれます。 この城は世界遺産「シュリー=シュル=ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷」に含まれます。

堀に囲まれ、いかにも中世の城という威厳ある城。シュリー・シュル・ロワール城は元々はロワール川の要塞兼住居として建設されました。何世紀にもわたって多くの建築によって改築されています。
所有主の中でもアンリ4世の大臣であった有名なシュリー公マクシミリアン・ド・ベチューヌは宗教戦争で壊れた城を修復し、当時の技術を駆使しました。その後も子孫が4世紀もの間城を保有していました。
1962年以降はロワレ県が所有し、歴史的記念碑として修復作業に取り組みました。この城は王室の住居ではありませんでしたが、重要な人物が訪れた地でもあり、何世紀にもわたって歴史を追体験できる地であるのです。

国家再建に尽力したシュリー公マクシミリアン・ド・ベチューヌ

シュリー公マクシミリアン・ド・ベチューヌと妻のラシェル・ド・コシュフィレの墓の石膏模型 シュリー公マクシミリアン・ド・ベチューヌと妻のラシェル・ド・コシュフィレの墓の石膏模型

城に入るとまずシュリー公マクシミリアン・ド・ベチューヌと妻のラシェル・ド・コシュフィレの墓の石膏模型があります。この部屋がある塔は革命中に破壊されましたが、1900年〜02年にかけて再建されました。その後この部屋はチャペルになりました。
アンリ4世の信任が厚い大臣として活躍したシュリー公マクシミリアン。彼は1602年にクロード・デ・ラ・トレモイユから城を購入しました。シュリー公マクシミリアンは、国家予算を適切に管理したことに対する見返りとして、公爵の称号を獲得しました。彼はもともとあった要塞を拡大し、公園を作り、ロワールの洪水から都市を守るために堤防を強化させました。しかし1610年5月14日にアンリ4世が暗殺されるとサリー公は彼のすべての立場を徐々に辞任していきました。

「栄誉の殿堂」と「王の寝室」

栄誉の殿堂の広さには驚きます。 栄誉の殿堂の広さには驚きます。

城の内部は15室あまりの部屋を見学できますが、その中で印象的な部屋をご紹介しましょう。「栄誉の殿堂」と呼ばれているこの式典場は城の中でも最も重要なものの一つであり、大きな式典がある時に役に立ちました。壁にかけられている絵画は17世紀と18世紀のシュリー公の子孫が描かれています。
水色の美しい部屋は「王の寝室」と呼ばれています。中世では所有主が寝る部屋として使われていたようです。その後城に滞在する人のための部屋になりました。暖炉の上にはアンリ4世の大きな肖像画が飾られていますが、アンリ4世はシュリー城に来たことはありませんでした。 ただ彼の孫のルイ14世は1652年3月、フロンドの乱の際にシュリー城に避難し、2日間滞在しました。
この2つの豪華な部屋は2階にありますが、王の寝室を出ると2007年に改築された4つの部屋を見学することができます。サリー公爵夫人の寝室や17世紀初頭のタペストリー、18世紀〜19世紀の家具など見所はあふれています。

様々な人が訪れた地

15世紀初頭のものとは思えない立派な作り。 15世紀初頭のものとは思えない立派な作り。

3階に上がると、大きなホールに辿り着きます。ここは守備隊が住んでいた場所です。主にゴシック建築の原則に従ってアーチ状で組み立てられ、地元の森の木を使用し構成されています。今見られるものは4分の3はオリジナル、つまり15世紀初頭のものです。
この城は前述の通りルイ14世がフロンドの乱の際に避難したことはもちろん、様々な人が訪れています。例えばシュリー公マクシミリアン・ド・ベチューヌが所有する前になりますが、ジャンヌダルクがシャルル7世に会うために立ち寄ったこともあるといわれています。そしてフランスの哲学者、文学者、歴史家であるヴォルテールは彼の作品が問題になった時にシュリー・シュル・ロワール城に避難しました。彼はここでいくつかの作品を書きました。これらの歴史に残る有名なフランス人が滞在した城としても見る価値がある城ですので、ぜひ訪れてみてください。

情報

ブルーが美しい「王の寝室」 ブルーが美しい「王の寝室」

Chateau de Sully-sur-Loire(シュリー・シュル・ロワール城)
Chemin de la Salle Verte,
45600 Sully-sur-Loire
料金:8ユーロ
7月、8月:10:00-18:00 毎日営業
5月、6月、9月:10:00-18:00 月曜休
2月、3月、4月、10月、11月、12月:
火〜金 13:30-17:30  土日10:00-12:00/13:30-17:30 月曜休

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2020/06/04)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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