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海外現地発ガイド通信

コロナ禍でガラッと変わった フランスの街の様子


掲載日:2020/06/25 テーマ:海外旅行の準備 行き先: フランス / パリ

タグ: ためになる 街歩き 素晴らしい


コロナ禍によって外出制限が

お肉屋さんで買い物する人の列。道路に線がついていなくても1mぐらい間を開けて待っています。 お肉屋さんで買い物する人の列。道路に線がついていなくても1mぐらい間を開けて待っています。

2019年の12月には日本でもニュースになった、フランス交通機関の大規模なデモがありました。2020年にやっと落ち着いて町に出ることができるようになったと思ったら、今度は予期せぬコロナ禍が訪れてしまい、また町へ出ることが困難になってしまいました。
2020年3月中旬、コロナ禍によって外出制限が発せられ、保育園から大学まで臨時休校が発表、多くの企業もテレワークによる自宅勤務が推奨されました。それから直ぐにレストランやカフェも営業停止になり、病院や薬局、生活必需品の購入など一部のお店以外は営業停止に。同年5月10日までは原則的には家で待機しなくてはならず、買い物などやむを得ない場合は1日一回の外出が許可されていますが、自宅から1km内、1時間の移動しか認められず、街を歩くときは身分証明書と「外出証明書」を携行することが求められました。

買い物する時のルールは?

お店の前に貼られている1メートル間隔のサイン お店の前に貼られている1メートル間隔のサイン

「外出証明書」は毎回書く必要があり、日付けはもちろん、家を出た時間も記録する必要があります。「外出証明書」とはなぜ外に出るかを記入するもので、在宅勤務が不可能な場合の通勤や、生活必需品の購入、健康上の理由、家族の事情で移動が必要な時、個人で運動をするなどの理由を書かなくてはいけません。
自宅から1km内、1時間の移動しか認められていないので、限られたお店に食料品などを買いに行きます。ただ店内に入れる人数が制限されているため、外で待つことになります。お店の外で1メートル間隔で順番を待ち、一人がお店から出たら、1人が店内に入るというシステムなので結構な時間がかかり、気がつけば1時間はあっという間に過ぎてしまうこともあります。
あとは今まで見られなかったことは、多くの人がマスクをしていることです。日本では特に冬になるとマスクをつけている人が多いのですが、フランスではコロナ禍になって初めて町でマスクをつける人を見るようになりました。

20:00は拍手する時間

小学生が書いた絵「ありがとう」はコロナ禍でも働いている人たちへ向けられています 小学生が書いた絵「ありがとう」はコロナ禍でも働いている人たちへ向けられています

この異様な空気が漂う中、どうしても勤務地に行かなくてはならない職業もあります。医師や看護師、郵便配達員、スーパーの店員、ごみ収集スタッフなど、彼らが仕事をやらなかったら生活できないことがわかります。そのため、毎日20:00になると皆がベランダに出て、彼らに対して「ありがとう」という気持ちを込めて拍手する習慣が根付きました。
「ありがとう」の拍手は都心の空気を少し変えた気がしています。富裕層も貧困層も関係なくコロナウイルスにおびえ、「ありがとう」という気持ちを込めて拍手する、また今まで何年間も知らなかった近所の人の顔をみて、バルコニー越しにお互い挨拶するようになるなど、コロナ禍という今までの価値観が通用しない状況になったからこそ生まれたものだと感じています。

ビストロ・カフェを支援する

郵便局も営業時間を短縮。宛名を書くためのペンを持参するように呼びかけています。 郵便局も営業時間を短縮。宛名を書くためのペンを持参するように呼びかけています。

5月11日から一部の商業施設は再開されますが、レストランやカフェ、バーなどは引き続き閉鎖となっています。コロナウイルスの蔓延を抑えるために閉鎖されたわけですが、経営者としては頭が痛い問題です。これをサポートするために、いくつかのプラットフォームができました。例えば「J'aime mon bistrot」は規制が解除された後に使用できるクーポンを販売しています。システムとしては消費者が支援したいビストロ・カフェを選び、1.50から50ユーロの金額でコーヒー、ワイン、ビール、カクテル、または食事を事前注文。さらに大手飲料メーカーなど「J'aime mon bistrotパートナー」が1チケットに対して50%を追加した金額した額をビストロ・カフェの所有者に支払います。例えば消費者が10ユーロを支払う場合、ビストロ・カフェの所有者は15ユーロを受け取るわけです(但し10,000券まで)万が一、ビストロ・カフェが閉店になった場合は払い戻しはなく、あくまでも支援することが目的です。コロナ禍に負けず頑張って欲しいです。
ビストロ・カフェ支援 J'aime mon bistrot
https://www.jaimemonbistrot.fr
Bar支援 Solidarity Bar
https://barsolidaire.fr/

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2020/06/25)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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