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海外現地発ガイド通信

ルネサンス期の結晶 シャンボール城に行ってみよう


掲載日:2021/01/07 テーマ:城・宮殿 行き先: フランス / パリ

タグ: すごい! 一度は行きたい 素晴らしい


最高の職人が集まって手がけたシャンボール城

この日は雨が降っていましたが、それでもきらびやかに感じられるシャンボール城 この日は雨が降っていましたが、それでもきらびやかに感じられるシャンボール城

ブロワの東にロワール地方で最大の城であるシャンボール城があります。この城は今から500年前、1519年にフランソワ1世の栄光にために建設されました。フランソワ1世とはフランスのルネサンス期を代表する国王とみなされており、自己の権威を見せつけるために、フランスはもちろん、イタリアからも腕が良い職人を呼び寄せて、最高の技術を駆使して建設しました。そのため、まさにこの城はルネサンス期の結晶になったのです。フランソワ1世は長期滞在はしなかったものの、狩猟を楽しむために親しい人を招待したり、この芸術的な城を見せつけるために政治的に利用したりしたそうです。周りに広がる緑をバックに城を見るとこの城の偉大さを感じ取れます。

傑作の螺旋階段は必見!

あまり時間の余裕がない時でも螺旋階段はじっくりと見学する価値ありです! あまり時間の余裕がない時でも螺旋階段はじっくりと見学する価値ありです!

緑豊かな敷地ですが、城はもちろんのこと、巨大なフランス式庭園も必見です。フランソワ1世の時代は辺りは沼地だったのですが、太陽王といわれるルイ14世の時代から河川整備計画が行われはじめました。大規模な工事の末、完成した立派な庭園ですが、フランス革命の時代に壊されていきました。今の姿は2016年に再建されたものですが、再建にあたり16年の月日を費やして科学的な研究の末、当時の姿が蘇りました。
各部屋は実に芸術的に作られているのですが、城の中心に位置する入り口から見える巨大な螺旋階段は、偉大な建築的創造の1つです。フランソワ1世はレオナルド・ダ・ヴィンチと関わりが深く、恐らく彼から着想を得たと言われる螺旋階段は決して登る人と降りる人が決して出会うことがない設計になっています。大きく窓が開いている構造なので人は見えるのですが、決して交わることがないという、実に不思議で芸術的な階段です。

宮廷劇場「モリエール劇場」

モリエール劇場は1階にあります。 モリエール劇場は1階にあります。

シャンボール城の特徴としていくつも小塔が天に伸びるように配置されていることですが、主塔は1539年に完成しました。その年の暮れにカール5世は反乱討伐のためにフランス領内を通過し、シャンボール城に泊まりました。カール5世といえばフランソワ1世の宿敵。そのハプスブルク大帝国のカール5世でさえシャンボール城の煌びやかさに圧倒されたと伝えられています。さぞかしフランソワ1世は喜ばれたでしょう。
1670年10月には、太陽王のルイ14世がシャンボール城に長期滞在しました。王をお迎えすることになり、木造の宮廷劇場が建てられ、晩餐会の時には喜劇が披露されました。古典主義の3大作家の1人モリエールは「町人貴族」をここで初演しました。現在ある「宮廷劇場」はかつての劇場ではありませんが、城の建設500年周年を記念して改装工事が行われた時に、インテリアデザイナーであるジャック・ガルシアが提案したものです。まるで当時の喜劇が今から始まるような雰囲気です。

フランソワ1世の偉大さがわかる城

フランソワ1世の部屋は1階にありますが、ヴォールトは2階にあります。 フランソワ1世の部屋は1階にありますが、ヴォールトは2階にあります。

城の1階には16〜18世紀の部屋や調度品を見学できるようになっています。フランソワ1世の部屋は王家の塔の中心部分に位置し、1539〜45年にかけて建設されました。フランソワ1世は1545年2月22日から3月14日まで滞在し、この寝室を使用しました。シャンボール城にきた最後の滞在になりました。この部屋は約80平方メートルもありますが、寝室としてはもちろん、食事をしたり訪問を受ける場所でもありました。
城の2階にはフランソワ1世の紋章が彫刻されたヴォールト(かまぼこ型の天井)があります。埋め尽くされた紋章から偉大なフランソワ1世の姿が想像できるのです。
ロワールにある数々の城の中でもシャンボール城は見逃すことができない驚きに満ちた城なのです。

情報:
41250 Chambord
FRANCE
+33 (0)2 54 50 40 00
www.chambord.org

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2021/01/07)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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