タルトはフランスを代表するお菓子

日本のお菓子屋さんでもお馴染みの「タルト(tarte)」もとはといえば古代ローマにあった「トールタ(toyta)」というお菓子に由来していており、ジャムやクリームなどを食べるときにそのままでは食べにくいので、平たい丸い器に入れて焼いて食べるという方法が元になっているそうです。やがてビスケットのような生地やパイ生地で型をつくり、その中に季節のフルーツやクリームを詰め込んだ今のスタイルとなり、フランスを代表するお菓子のひとつとして今も愛されています。フランスを旅する予定なら、ぜひこのタルトを食べ比べしてみてはいかがですか?

フランスで色々なタルトを食べてみよう。 フランスで色々なタルトを食べてみよう。

タルトはどこで食べられる?

フランスの町を歩いていると、紙で包んだタルトをパクパクと美味しそうに食べながら歩いている地元の人を見かけます。日本ではケーキを食べ歩きする人はいませんから、ちょっとびっくりしてしまいますね。フランスではタルトは”気軽に食べられるおやつ”というのが一般的で、ケーキ屋さんで買うよりも馴染みのパン屋で買う事が多いようです。フランスのパン屋ではたいてい甘いお菓子も揃えており、季節ごとにその時期の旬のフルーツを使ったタルトは日常的なおやつとして人気があります。

定番タルトはもちろん、最近人気が高まる甘くないタルトも。

たいていのお店で定番商品となっているのはタルト・オ・シトロン(レモンタルト)や、タルト・タタン(りんごのタルト)。どちらもフルーツのそのままの甘さと酸味を生かした自然な味わいが美味しさの秘密です。他にも、初夏にはフランス特有の小さな黄色いすもも「ミラベル」やイチジクを使ったタルトなど期間限定の果物を使ったタルトが並び、店先のタルトで季節の変化を感じることができます。
また、最近では「タルト・サレ」と呼ばれる塩味のお惣菜のタルトもメジャーになってきて、こちらはランチにもぴったりです。

パリを訪れるならタルト専門店もあります。

テイクアウトならパン屋で買うのがいちばん簡単です。もし商品の名前が読めなくても、指を指して注文すれば大丈夫。もちろん有名パティスリーでもタルトを置いている店は多いので、食べ比べしてみるのもいいですね。もう少し落ち着いてタルトを味わってみたいという方には、専門店がおすすめです。パリのマレ地区にあるタルト専門店「tarteskluger」は専門店だけあって、様々なタルトが揃っており、デザートタルトとコーヒーのセットや、お惣菜のタルトセットにデザートタルトがついたタルト尽くしの食事も楽しめます。