日本のパン屋さんとは違う販売スタイル

前回に引き続き、フランスでのパンの買い方についてお話してみましょう。日本のパン屋では、客はトレイとトングで、店内に並べられたパンを自由に取ってお会計をするセルフサービスのスタイルが主流ですが、フランスでは一対一の対面販売が基本。客は列に並んで自分の番が来たら店員さんに欲しいパンの種類と数を伝えて、商品と引き換えに料金を払います。

フランスでのパンの買い方指南 その2 フランスでのパンの買い方指南 その2

買い物はコミュニケーション

旅行者にとっては、慣れないフランス語で、複雑なパンの名前や数を伝えるのは難しいもの。そんな時は欲しいパンを指さして、数を伝えるだけでも大丈夫。ただし、フランス人は買い物でのコミュニケーションをとても大切にしています。この機会にフランスのパンの名前を覚えて、簡単な注文のフレーズや数字を言えるように練習してみてましょう。後はしっかりと目を見て挨拶をして、ニッコリと注文ができたら完璧! きっとお店の人も笑顔を返してくれるはずですよ。

まずはバゲットを注文してみよう

人気のあるブーランジェリーには行列が出来ています。買い物をする場合は列の最後尾を確かめて並ぶようにしましょう。一番よく買われていくのは、やっぱりバゲット。1本買うなら「ジュ・ヴドレ・ユンヌ・バゲット」で通じます。他にも、バターをたっぷり使ったパイ生地の食感を持つヴィエノワズリー(クロワッサンやパン・オ・ショコラなど)、酵母を原材料にして発酵させた、少し酸っぱい味が特徴のパン・ド・カンパーニュなどフランスの食卓に欠かせないパンも多数あります。

パンだけではないブーランジェリーの魅力

そして是非おススメなのが、ブーランジェリーの作るお菓子。フランスのブーランジェリーではパンの他に、パイやケーキ、サブレと呼ばれるクッキーなど、スイーツ類も置いているお店が多いのです。ケーキ専門店パティスリーと比べると普段のおやつ向けといった感じの気取らないフランス菓子が多く、お値段も手ごろ。特に季節のフルーツを使ったパイは果物の自然な酸味と甘みがとても美味です。パイやケーキは1ピースから買えるので、パンと一緒に買ってみてはいかがですか。