移民たちが持ち込んだエスニック料理もパリの魅力

フランスは歴史的な背景もあり、フランス領の国々からたくさんの移民を受け入れてきた国です。そんなフランスの首都パリは、まさに様々な文化がミクスチャーされた多国籍都市。パリを訪れたら、本場のフランス料理を堪能するのと同じように、是非エスニック料理も楽しんでみて頂きたいです。ここではその中でも私が食べてみて美味しかったものをご紹介してみましょう。

パリで味わうエスニック料理 その1 北アフリカ料理のクスクス パリで味わうエスニック料理 その1 北アフリカ料理のクスクス

アフリカ料理に初挑戦

アフリカ料理、と聞いてもどんな料理かピンと来る人は少ないと思います。実は何を隠そう私もフランスに行くまで、アフリカ料理を食べたことがありませんでした、パリで親しまれているのは広いアフリカの中でも、地中海を挟んだ対岸の、モロッコやチュニジアを中心とした北アフリカ料理です。

最初に食べるならこの料理がおすすめ

初めて北アフリカ料理を食べるという方におススメなのが「タジン」と「クスクス」。タジンは、野菜や肉をトンガリ帽子のような独特の形をした蓋付きの鍋で蒸した料理で、野菜の甘さが引き出されて素材の優しい味がします。クスクスは世界最小のパスタとも呼ばれている粒状のパスタに、別に用意された野菜や肉を煮込んだトマトシチューのようなソースをかけて頂きます。

食後にはミントティーを

オリーブオイルやトマトを多く使うところは地中海料理と共通する部分も多く、その中にクミンシードなどスパイスの香りが効かせてあるのが特徴です。どの料理も辛さはほとんどありませんが、辛い味が好きな方は、テーブルに置いてあるアリッサという唐辛子ペーストを追加しても。食後には北アフリカで日常的に飲まれているお砂糖をたっぷり入れたミントティーを飲んでみましょう。日本ではあまり食べる機会のない北アフリカ料理、パリで食べて病み付きになってしまう人も少なくないようです。北アフリカ料理のレストランは、パリ市内にたくさんありますし、ショッピングセンターのフードコートでも、たいてい1軒はクスクスの店が入っています。