2013年にオープンしたばかりの本格志向の焙煎所

カフェ文化と言えばパリ、というイメージはどなたもお持ちですよね。実際パリを歩いているといたるところにカフェがあり、そこでくつろいでいる人をたくさん見かけます。ですが伝統的なカフェの中には、人々の交流の場としての側面を強くし、コーヒーの味の良し悪しは二の次、という店も少なくありません。そんな状況を打破するために、積極的にコーヒー豆の焙煎に関わって美味しいコーヒーの提供を目指すカフェが2010年ごろから増え始めました。その新しい潮流のひとつにあるのが、2013年にオープンした「ベルヴィル・ブリュレリー」という焙煎所です。

2階席から見わたすテン・ベルの店内 2階席から見わたすテン・ベルの店内

鮮度を重視して近隣のカフェに豆を卸す

「ベルヴィル・ブリュレリー」はその名の通り、メトロ2番線の駅名にもなっているベルヴィルにあり、ここで焙煎した豆をいくつかのカフェに卸しています。コーヒー豆は焙煎してからの日数により風味が刻々と変化しますが、そんなコーヒー豆の鮮度を重視してベルヴィル・ブリュレリーは1週間のうちに何度も豆を焙煎し、それを徒歩でも行けるような近隣のカフェのみに卸しています。使用している豆の産地は、グアテマラのアンティグア、エチオピアのイルガチェフェ(コチェレ)、ホンジュラスのサンタ・バルバラ、ブラジルのカルモ・デ・ミナスなどがあります。

ベルヴィル・コーヒーの飲めるお店

では、ベルヴィル・ブリュレリーで焙煎された豆のコーヒーを飲めるカフェをご紹介します。一番のおすすめは、ベルヴィル・ブリュレリーの創立者が共同経営者となっているカフェ、「テン・ベル TEN BELLES」です。コーヒーはもちろん、軽食も美味しく内装もおしゃれで、店内はいつも若者で溢れています。映画のロケ地でもあるサンマルタン運河沿いの10区にあります。もう1つのおすすめは、焙煎所から最も近くにある「クリーム CREAM」。2014年にオープンしたばかりの店で、フードメニューが充実しています。この他にも、よりパリの中心地に近い「ホリーベリー HOLYBELLY」や「ロックウッド LOCKWOOD」などでもベルヴィル・ブリュレリーで焙煎された豆を使用したコーヒーが飲めます。コーヒー党の方はぜひ立ち寄ってみましょう!