京都のフランス人学校の制度が変わった

京都に暮らすフランス人のフィリップは、在日10年。先日遊びに来た彼と話したら、この夏には、小学生の娘二人と日本人の妻を連れて、フランスに帰ることになったと喜んでいました。娘二人は、京都のフランス人学校に通っています。最近この学校も国際基準のバカロレアを取得したので、高校まで通っても、日本を含めて世界の大学入学試験資格が取れるようになったとか。日本の場合、教育大国のはずなのに、教育の国際化はまだまだなのかもしれません。京都のフランス人学校では、日本人の入学も認めるようになるなど、幅広い人材育成に乗り出しているそうです。そんなことを話した後で、フィリップは懐かしそうに故郷のフランスの味の話をしてくれたのです。

フランス人が日本で懐かしむ。これだけは外せない、うまいフランス料理とは フランス人が日本で懐かしむ。これだけは外せない、うまいフランス料理とは

日本人でもよだれが垂れるフランス料理

フィリップが真っ先に挙げた料理が、各種のパイです。「日本だとよほどの本格フレンチレストランに行かないと食べられない料理でしょ。パリなら、そこらへんのレストランのランチでも食べられるのに」。彼のおすすめは、牛肉ミンチを使ったミートパイ。ミートパイなら日本のパン屋にも置いてありますが、ちゃんとしたものを食べたいのだそうです。あと、エスカルゴのパイ。僕は食べたことがありません。しかしフィリップの恍惚とした顔を見ていると、こちらまで食べたくなってしまいます。「エスカルゴ」のプリプリ感が最高なのだそうです。

日本では意外に食べられない

次にタルタルステーキ。生牛肉です。かつては馬肉が主流でしたが、今では牛肉のほうが多いとか。牛肉の赤みが大好物なフランス人らしい選択ですね。ちなみに馬肉は、イギリスとアメリカでは、悪魔の食べ物と忌み嫌われています。タルタルの語源は韃靼(だったん)。モンゴル民族のことです。もともとは彼らの料理で、韓国ではユッケになったのでした。三番目が、フィリップの故郷ブルゴーニュ地方の名物、ブッフ・ブルギニオン、牛肉の赤ワイン煮込みです。三種類ともにうまそうですねえ。日本では、これらの料理を提供してくれるレストランを探すのが難しいのだそうです。ただ、どの料理もパリのレストランなら、まず間違いなくあるとのことです。次回、フランスに旅する折には、僕もぜひ食べてみようと思っています。