パリはハンドメイド好きの人にとっては天国

フランスには、「アール・ド・ヴィーヴル」という言葉があります。これは、日常生活にさりげなく、自分の好きなものや自分の好きなことを取り入れて生活を楽しんでいくこと、”生活を楽しむための芸術”といった意味です。自分のセンスにピンとくるようなものが見つからない時は、自分で既製品に手を加えたり、中にはゼロから作ってしまったりという人が多いのです。そんな背景もあって、パリでは物作り、ハンドメイド関連のお店が多いのかもしれません。

ハンドメイドが好きな人のためのパリ個性派ショップ【1】 ハンドメイドが好きな人のためのパリ個性派ショップ【1】

様々なタイプの個性的な専門店があります

ハンドメイドといっても様々なジャンルがあります。刺繍やパッチワークなどの手芸店や、アクセサリーのためのビーズやパーツを揃えているお店、また色とりどりの絵の具やパステルを揃える画材店などは、見ているだけでも創作意欲をくすぐられます。芸術の都だけあって、長い歴史をもつ老舗もあります。サンジェルマン地区にある「セヌリエ」はピカソも御用達だったという画材店。オリジナルの絵の具やクレヨンなども作っていているので、お土産にしても喜ばれます。

手芸好きの方におすすめなのは刺繍キット

私の趣味は「クロスステッチ」という技法の刺繍なのですが、刺繍好きの方におすすめなお店が「ル・ボヌール・デ・ダム」です。 ここでは刺繍作家の セシル・ヴェシエールさんがデザインしたオリジナルの刺繍キットが手に入ります。伝統的な柄はもちろん、フランスの季節ごとの風景や、可愛らしいモチーフがデザインされた柄が揃っており、毎年発表される新デザインは、世界中の愛好者が心待ちにしています。大きなものはテーブルクロス、小さなものならブックマーカーからあり、糸や針もセットになっているので、刺繍が初めてという人も心配ありません。帰国してから自分で丁寧に刺繍すれば、素晴らしい旅の思い出になりますよ。

時間がないときは、とりあえずこのお店へ行ってみよう

滞在時間が短いけれど、ハンドメイド用品もチェックしたいという人には、日本の「東急ハンズ」のような便利なお店があります。パリ市庁舎前にある「BHV」(ベー・アッシュ・ベー)は、ファッションはもちろん、インテリア用品、画材、文房具、手芸用品から日曜大工の道具まで、生活に関わるあらゆる素材や材料が揃っている総合デパートです。地下のフロアにはあらゆる種類のネジやクギなどの工具が整然と揃えられおり、熱心に店員さんに質問しているお客さんの姿もよくみかけます。何でも自分でカスタマイズしてしまうフランス人の一面を覗けるかもしれませんよ。