ルーブルは膨大な作品が収蔵されている巨大美術館。

「ルーブル美術館は前回観たわ」と主要な作品を観ただけでルーブル美術館をパスしてしまうのはとても勿体ない。美術館には実に先史時代から19世紀までの様々な美術品約35,000点近くが収蔵されています、あまりに膨大な作品数なので網羅することはできませんが、ぜひリピーターになってあなただけのお気に入りの作品、自分だけのお気に入りの場所を見つけてみてはいかがですか?ここでは美術館をちょっと別の視点から楽しむ事ができる情報を紹介します。

リピーターのための、ルーブル美術館案内 リピーターのための、ルーブル美術館案内

今も残る中世のルーブルに思いを巡らしてみよう。

作品鑑賞の合間に、中世にタイムスリップしてみませんか?美術館の半地下にある「中世ルーブルの遺跡」は改装工事によって発見された城塞跡です。当時は主塔と10の小塔から成る城楼を囲むように外堀がめぐらされていたそうですが、今はその一部を美術館の館内で実際に目にすることができます。歴史を重ねて豪華で美しい姿となったルーブル宮も、元々はパリを守るための厳めしい砦だったことが分かります。中世のル-ヴル城の遺構は今も一部が保存されていて、建物内部で現存するのは「サン・ルイの間」のみで。当時何に遣われていたのかは謎だそうです。遠い昔に想像を巡らせてみるのも楽しいですね。

額や展示ケースに入った作品だけが作品じゃない?

ルーブル美術館の館内には、絵画や彫刻だけではなく、建物自体が美術作品といえる場所もあります。例えば展示室の頭上を眺めてみれば天井画が描かれています。1950年代にかつての「国王の控えの間」に描かれた3つの天井画は鮮やかな青とモダンな絵柄が目を惹きます。これはキュビズムの画家ジョルジュ・ブラックが依頼を受けて描いたもの。また「ブロンズの間」では、2011年に惜しまれつつこの世を去ったアメリカ出身の現代美術作家のサイ・トゥオンブリの天井画を観る事ができます。中世から王宮として歴史を刻んできた荘厳な建築と現代的な天井画の意外なミスマッチ、こうした試みからも今も進化しつづけるルーブル美術館の精神を感じます。

公式ホームページを活用して、さらに美術館見学を楽しもう

ルーブル美術館の公式ホームページでは、美術館のチケットや開館時間などの様々なインフォメーションはもちろん、美術館の歴史、展示室の紹介やテーマ別のおすすめ見学コースまで、たくさんの情報を知る事ができます。旅行中ではどうしても限られた時間での見学になりますが、事前に知識を入れておくことで、より深く作品を鑑賞することができるでしょう。どれも読み物としても十分楽しめる内容になっています。現地で気になった作品を帰国後に調べる時にもとても便利なので、ぜひ活用してみてはいかがですか。もちろん日本語にも対応しています。