美術嫌いな人が世界三大美術館へ行くと

世界には豊富な絵画コレクションを誇る美術館がたくさんありますが、中でもフランス「ルーブル美術館」、スペイン「プラド美術館」、ロシア「エルミタージュ美術館」は世界三大美術館として知られています。絵画鑑賞が好きな方なら一度は訪問したい美術館ですし、その国を訪れる動機にもなります。逆に美術に興味のない方でも、あまりにも有名観光スポットなので、とりあえず足を運ぶ場所にもなるでしょう。しかし、興味のない方にとっては疲れてしまう場所にもなりかねません。そんな方へ紹介したい美術館の穴場スポットです。

世界三大美術館へ行く前に!本当に見たいものは何だろう(ルーブル美術館)その1 世界三大美術館へ行く前に!本当に見たいものは何だろう(ルーブル美術館)その1

美術館といっても、絵画だけではない

絵画鑑賞に興味のない方でも、歴史や考古学はどうですか。パリのルーブル美術館は、一般的に日本語で「美術館」と訳されていますが、フランス語Museeの語源ラテンのmuseum には日本語の美術館と博物館が合体した意味があります。つまり、ルーブルには絵画だけでなく、博物館の要素が詰まっているのです。レオナルド・ダビンチやラファエロの絵画だけではない、博物館としてのルーブルを見てみませんか。

パリにいながら、ペルシャへの旅ができる場所

歴史や考古学が好きな方は、世界最高ともいわれるルーブルの絵画コレクションを素通リし、シュリュー翼へ向かいましょう。ライオンを脇に抱えた4mの巨人と 、人面有翼雄牛像が古代オリエントの世界へ迎え入れてくれます。そこを入ると、気分はパリから離れてイランやパレスチナの旅へと変わります。ルーブルの古代オリエント部門では、19世紀の発掘調査で発見されフランスへ運ばれたものが展示されています。あっと驚いたり、じっくり解説を読みながら見て回ったり、と充実した展示物です。

21mの柱がそびえ立っている!!

よく大きな美術館は2,3時間で傑作だけを回れるルートを用意していますが、有名絵画だけ見ようとしても、そこは人だかりで、疲れてしまいます。それは小さな絵画を人混みの中で必死に見ようとするからでしょうか。古代オリエントでは巨大な歴史遺産を持ち込んで、ゆったりとした空間で展示しているので鑑賞しやすいです。そして現地で見るのと変わらないほどの雰囲気を作り上げています。たとえば、アケメネス朝ペルシャのダレイオス1世の宮殿の柱が、21mの高さでそびえ立っているのです。他の展示物の中でも、抜群に圧巻でした。(その2へ続く)