世界最高峰のレース、凱旋門賞!

芝コースの競争では「500万ユーロ」と、世界一の賞金総額で有名な凱旋門賞。これはフランスはパリのロンシャン競馬場で毎年、秋に開催されています。日本から遠征して出走する馬も多いのですが、凱旋門賞の壁は厚く、優勝馬は未だにいません。しかし近年では2012年、2013年と2年連続2着になったオルフェーブルのように、世界に通じる実力を持った日本馬が増えつつあります。今年こそは、といった期待を持つ日本のファンも多いことでしょう。今回はそんなパリの競馬場について紹介しましょう。

世界の競馬場巡り その2 パリのロンシャン競馬場とヴァンセンヌ競馬場を訪ねてみよう! 世界の競馬場巡り その2 パリのロンシャン競馬場とヴァンセンヌ競馬場を訪ねてみよう!

駆歩競争と速歩競争があるパリの競馬

フランスの競馬には「駆歩(くほ)競争」と「速歩(そくほ)競争」があります。駆歩は駆け、速歩は早歩きなので、スピードは駆歩が速歩より速いです。通常、日本で競馬と呼ばれているのは駆歩競争のことです。フランスでは駆歩競争と速歩競争のどちらも人気なのです。

駆歩競馬ならロンシャン競馬場

ロンシャン競馬場はパリの西、セーヌ川沿いのブローニュの森の中にあって、世界で一番美しい競馬場と言われています。駆歩競争には「平地(ひらち)競争」と「障害競走」があるのですが、ロンシャンは平地競争専用の競馬場です。日本の競馬のようなスピード感あふれる競馬を楽しむのなら、ロンシャン競馬場がオススメです。

速歩競馬ならヴァンセンヌ競馬場

ヴァンセンヌ競馬場はパリの東、ヴァンセンヌの森にあります。収容人数は6万人とパリで最も規模が大きい競馬場です。このヴァンセンヌ競馬場では、速歩競馬が楽しめます。速歩競争には2種類あって、「繋駕(けいが)速歩競走」と呼ばれる馬のうしろに小さな馬車をつけたものと、「騎乗速歩競争」と呼ばれる騎手が馬の背にまたがるものがあります。人気があるのは繋駕速歩競走ですが、馬を走らせると失格になるという騎乗速歩競争の緊迫感もすごいです。世界では駆歩競馬が主流なのですが、なかなか見る機会がない速歩競馬もいいですね。

いろんなパリを楽しんでみよう!

ロンシャン競馬場、ヴァンセンヌ競馬場はどちらもパリの中心地から電車やバスで行けます。ロンシャン競馬場は富裕層に人気が高く、ヴァンセンヌは下町を感じる庶民的な競馬場です。どちらもそれなりの遊び方ができるはず。時間があったら両方に行って、ふたつのパリをのぞいてみたいですね。