実は穴場スポットの凱旋門は夜がおすすめ

前編からの続きです。有名な凱旋門(正式にはエトワールの凱旋門 Arc de triomphe de l'etoileといいます)は、螺旋階段を上って門の上からパリ市街地を眺めることができます。知名度のわりに他のパリ人気観光スポットと比較すると混雑していない方で、団体客や家族連れが減る夜間であれば、入場無料になる第1日曜日であってもそれほど並ばずに門に上ることができます。夏期は午後11時まで、冬期は午後10時半まで開いているので、美術館を回ったあと夕食をとってから訪れても十分に間に合います。また、門の上からはエッフェル塔がよく見えますが、エッフェル塔は夜になると1時間ごとに、「シャンパン・フラッシュ」というピカピカ点滅する綺麗なイルミネーションショーが行われるので、この時間帯を狙って凱旋門に上るのもおすすめです。

シャンパン・フラッシュ中のエッフェル塔。凱旋門より シャンパン・フラッシュ中のエッフェル塔。凱旋門より

冬期のみ無料のヴェルサイユ宮殿とルーヴル美術館

年間を通してではなく、11月〜3月の間だけ第1日曜日が無料になる施設もあります。中でも目を引くのは、一二を争う人気観光スポットのヴェルサイユ宮殿(及び領地内)とルーヴル美術館です。ですがこの2つは平日でも非常に混み合っており、またスペースが広大なため観光にほぼ一日費やしてしまうことになるので、むしろ少しでも人の少ない平日に訪れてじっくりと回ることをおすすめします。この2つ以外にも、ノートルダム大聖堂の塔も第1日曜日に無料になります(教会内は常時無料)。

ルーヴル美術館に行くなら夜間もやっている水曜・金曜に

無料にはなりませんが、ルーヴル美術館を訪れるなら開館時間が午後9時45分まで延長される水曜日と金曜日がおすすめです。館内は広く迷路のように複雑で、コレクションも膨大にあるので、実際に訪れると少しでも時間が欲しくなると思います。加えて、ルーヴル美術館のチケットは、徒歩で20分ほど離れたところにある付属のドラクロワ美術館との共通券(開館時間も同じ)なので、有効活用するならぜひ夜間も利用したいところです。火曜日は休館日なので注意! 他の国立美術館も週に一度休館日があるので、「行ったけど閉まってた……」ということにならないよう、事前にチェックしてから訪れましょう。