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パリのオランジュリー美術館で、印象派の絵画を堪能


掲載日:2016/08/21 テーマ:美術館・博物館 行き先: フランス / パリ

タグ: 一度は見たい 公園 美術館


歩いて楽しいチェイルリー公園

パリのオランジュリー美術館で、印象派の絵画を堪能 パリのオランジュリー美術館で、印象派の絵画を堪能

パリの凱旋門から、だんだら坂のシャンゼリゼ通りを下っていくと、やがてエジプトから贈られたオベリスクが見えてきます。これがコンコルド広場です。チュイルリー公園に入って、まっすぐ行けば、ほどなく凱旋門と対になるカルーゼル凱旋門が見えてきます。公園のあちらこちらに、ギリシャ時代の彫刻や、ヘンテコな現代アートが飾ってあるのが楽しいですね。さすがはフランス。遊び心があります。ルーブル美術館は公園の向こう。有名なガラスのピラミッドがあります。多くの旅行者のみなさんは、まずこのルーブル美術館で「モナリザ」などを観るとして、次に選ぶのは、印象派が多く展示されているオルセー美術館でしょう。かつての駅舎の建物がそのままなのもいいですね。しかし、もう少し時間あったら、見てもらいたいのが、チュイルリー公園内にあるオランジュリー美術館です。

モネの睡蓮を全身で感じる!

オランジュリー美術館は、19世紀にオレンジの温室だった建物です。温室にしては(?)立派ですが、美術館としてはこじんまりとしているところが好きです。見て回るのにちょうどいい広さなのです。まずはこの美術館の象徴ともいえるモネの「睡蓮」を見ましょう。楕円形の部屋の壁に密閉されるように、この絵はぐるりと部屋の周囲に飾られており、自然光が天井から降り注ぐ造りになっています。これはモネが当初、この作品を飾るために着想したものでした。それが60年代の改築で、彼の意図とは別のものになってしまっていたのを、2000年から6年の歳月をかけて、大改装したのです。陽光を浴びるかのような室内で、モネの睡蓮を見る。これはもう全身で感じることです。ゆっくりと味わいましょう。

印象派の作品がずらりとそろっています。

オランジュリー美術館には、ほかにも印象派の作品が揃っています。長細い顔を描くモディリリアー二と、彼の作品に似ているのですが、もう少し不安定な形のスーティン。モディリアーは貧しかったスーティンをずいぶんと世話していたようです。ユトリロは、華やかなはずのパリの静寂さを湛えています。ルソーは「人形を持つ子供」をはじめ、印象的な作品があり、ピカソにマチス、セザンヌ、ルノワールもあります。

画家とファッションデザイナーの意外な関係

マリー・ローランサンは、淡いパステルカラーの作品がとてもきれいです。中でも面白いのが「マドモワゼル・シャネルの肖像」。シャネルの創業者ココ・シャネルがモデルです。シャネルはこの作品を気に入らず受け取りを拒否、その理由はわかっていません。自分ひとりの力で社会を切り拓き、成功した二人の女性の親密さと絶交、いったい何があったのでしょう。シャネル本店へはチュイルリー公園を突きって、コンボン通りをまっすぐ、徒歩10分です。

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2016/08/21)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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