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フランス・ロカマドゥール・世界遺産の現地ガイド記事
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海外現地発ガイド通信

アルズ川沿いの世界遺産の村、美味しいチーズの産地「ロカマドゥール」へ


掲載日:2008/11/26 テーマ:世界遺産 行き先: フランス / ロカマドゥール

タグ: すごい! チーズ 世界遺産


フランスで第二番目の巡礼名所とも

普段は人口600人あまりと、ちいさな村 普段は人口600人あまりと、ちいさな村

ロカマドゥールは、モン・サン・ミッシェルに次ぐ、フランスでもっとも有名な巡礼地のひとつです。アルズ川沿いの崖にはりついているように見える小さな村ですが、なんとユネスコ世界遺産! 10世紀前後から小さな礼拝堂があったそうですが、1166年、そこで聖人アマドゥールのミイラ遺体がみつかったことから聖地になりました。その後、スペインのサン・ジャック・ド・コンポステルに向かう巡礼路の経由地点として栄えるようになりました。

膝で階段を昇る勇気のある人、いるかな?

隠遁していた聖アマドゥールの遺体がみつかったのは、一番上の部分。岩の下なので雨風から身を守ることができたのだろう 隠遁していた聖アマドゥールの遺体がみつかったのは、一番上の部分。岩の下なので雨風から身を守ることができたのだろう

巡礼といっても、なかなか激しいもので、駐車場のある谷底地点から、216段ある階段を足ではなくて膝で昇る人々もいるということ。もちろん、エレベーターもあります! そしてたどり着いた崖の上には、全部で7つのチャペルがあり、奇跡を起こすという言い伝えがある12世紀の黒聖母像に奉納物を捧げるのが伝統。ロカマドゥールには、フランス国王のほとんどがお参りに来たという記録が残っているほか、船乗り、囚人の巡礼地としても有名です。

聖域ならではのオーラが漂う

12世紀のフレスコ画。聖母マリアの受胎告知をあらわしている 12世紀のフレスコ画。聖母マリアの受胎告知をあらわしている

この7つのチャペルですが、16世紀、プロテスタントの聖像破壊主義者によって壊され、18世紀のフランス革命中にも襲撃され、19世紀にやっと修復されました。長い間、ヨーロッパ各国からやってくる参礼者たちの祈りを聞き届けてきた木製の黒聖母、その素朴な表情の中にも威厳が感じられます。じっと身動きもせずにお祈りしている人々もいる、聖なる場所。信者でなくても、霊感の強い人はピピっと何か感じるかもしれません。

ロカマドゥールといったらチーズ!

7つのチャペルの上には、さらにサン・ソヴァール大聖堂。そこまで膝で行く人々も 7つのチャペルの上には、さらにサン・ソヴァール大聖堂。そこまで膝で行く人々も

また、この地方はロカマドゥール・チーズでも有名。山羊のミルクを最低6日間熟成させたもので、そのクリーミーな味わいはなかなかのもの。熱いオムレツに入れて、パスタに入れて、熱いアップルパイの上にのせて、といろんな味わい方ができます。2009年のチーズ・コンクールは5月30日と31日ということだから乞うご期待! また、この地方はいうまでもなくフォアグラの産地。フォアグラを作る過程である、ガチョウの強制肥育(嫌がるガチョウの口に無理矢理トウモロコシを詰め込む)を、ロカマドゥール村でも見学できます。

【関連情報】

■ロカマドゥールへのアクセス
カオールから車で約2時間。
ちなみにトゥールーズからは車で約3時間です。

フォアグラ農家では、7月から9月にかけてガチョウの強制肥育を見学できます。
www.ferme-des-campagnes.com(仏語サイト)

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2008/11/26)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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