着工から1000年以上!? 古い歴史を持つ大聖堂

フランスの古都ストラスブールを代表する観光スポットと言えば、赤味がかった外観が特徴的な大聖堂です。この大聖堂の正式な名称はノートルダム・ド・ストラスブールですが、他のノートルダム大聖堂などと混同しないよう、しばしばストラスブール大聖堂と呼ばれます。この大聖堂は1015年、当時の司教がこの地に最初の石を置いたのが始まりとされており、1439年の完成後、数々の戦乱や政変を乗り越えて600年近い歴史を刻んでいきます。実際に目の前にすると、その巨大さと鮮やかな赤味、そして細部まで徹底して装飾されている彫刻群に圧倒されます。

夜間はライトアップされるストラスブール大聖堂 夜間はライトアップされるストラスブール大聖堂

豪華な装飾の巨大オルガンと人生を表わす天文時計

内部に入っても、歴史を感じさせる荘厳な身廊(中央通路)や美しいステンドグラスなどに心を奪われると思います。しかし中でも特に注目してほしいのが、入口側から身廊を見渡したときに左上に目に入る巨大オルガンです。あまりにも華麗な装飾と独特な形状に驚きますが、実際に使われているパイプオルガンのようです。もう1つ注目なのが、このまま身廊を祭壇の方へ進み、右に曲がったその奥にある巨大な天文時計です。この天文時計もちゃんと稼動しており、定刻になると人形が少し動きます。12時30分には複数の人形が同時に動きますが、これを見るためには見学料(12時開始の時計に関する解説付き)を支払う必要があるのでご注意ください。ただし日曜日は無料です。

ストラスブールの街並みを見渡せる塔もおすすめ

教会の外観、内装をたっぷり見たら、次はぜひ塔の展望台にも登ってみましょう。5ユーロの入場料と66メートルの高さを階段で上る体力が必要になりますが、展望台からはストラスブールのかわいい街並みを一望できるので大変おすすめです。また、すぐ隣にある高さ142メートルの塔本体も間近で見られて迫力抜群です。展望台は、夏期(4〜9月)は午前9時から午後7時15分まで、冬期(10〜3月)は午前10時から午後5時15分まで入場することができます。またパリのノートルダム大聖堂と同じように、この展望台も第1日曜日は無料になります。