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海外現地発ガイド通信

夏場こそ父なる大河、ラインを下る


掲載日:2012/08/18 テーマ:観光地・名所 行き先: ドイツ / リューデスハイム

タグ: 世界遺産 絶景


世界遺産に登録されているライン渓谷中流上部

遠くの左岸にはフュルシュテンベルク城が聳えている 遠くの左岸にはフュルシュテンベルク城が聳えている

ドイツの大河ライン。ドイツでは「父なるライン」と呼ばれている様に、その姿は雄大で堂々たる流れだ。数日間かけて航行するライン下りの船もあるが、観光客の多くは一部のハイライト部分を半日周遊、あるいは数時間の移動でライン下りを楽しんでいる。ワインの町として名高いリューデスハイムからコーブレンツまでの約65キロメートルは「ライン渓谷中流上部」として2002年に世界遺産に登録されている。ここの一部だけを周遊するのもよいが、移動手段として下ってみるのも面白い。右に、左に、と次々に古城が現れ、船内ではその都度、城の解説がスピーカーから流れてくる。

リューデスハイムかビンゲンから下り始めよう

高級ホテルもあるアッスマンハウゼン 高級ホテルもあるアッスマンハウゼン

この辺りは古くからロマンティック・ラインと呼ばれている景勝地だ。ワインの町として名高いリューデスハイムや数々の古城、そしてローレライの岩があるのもこの区間。観光船の数も多く、夏場はどの船も賑わっている。ライン下り行うならライン川右岸(東側)のリューデスハイムか、左岸(西側)のビンゲンあたりから始めるのがお勧めだ。4月末より10月初めまで、毎日ほぼ1時間に1本(ハイシーズンは時間帯によって2〜3本)の割合で上り下りの船が出ている。どの町もライン川に沿って半円を描くように形成されているため、船着き場から町の中心部はすぐ近くだ。

グリム伝説集の舞台も

川の中州に建てたにもかかわらず、ネズミの大群は司教を襲った 川の中州に建てたにもかかわらず、ネズミの大群は司教を襲った

ライン右岸のリューデスハイムを出発すると、船はすぐに左岸のビンゲンに到着。岸に近い川中から細い塔が突き出している。これがグリム伝説集にも出てくる『ビンゲンのネズミ塔』で、悪名高きマインツの司教ハトー二世が、ネズミから逃れるために建てたもの。彼は飢えに苦しむ人々を無慈悲に焼き殺してこの塔に逃れていたが、ネズミの大群に襲われて食いつくされてしまった。そんな恐ろしい伝説など想像できない可愛い塔だ。ビンゲンからラインの流れは北向きに変わる。左岸の町アッスマンハウゼンは有名なワインの町で、背後にブドウ畑が広がっている。ラインシュタイン、ゾーネック、フュルシュテンベルクなど、岩山に聳える名城を眺めながら左岸の小さな町バッハラッハへ。ここで下船、乗船する人たちが結構いる。

ローレライの岩もお見逃しなく

ザンクト・ゴアールの町と対岸の丘中腹に聳えるブルク・カッツの夜景 ザンクト・ゴアールの町と対岸の丘中腹に聳えるブルク・カッツの夜景

船はそのまま北へ進み、ライン渓谷中流上部の真ん中に位置する左岸の町ザンクト・ゴアールへ。その手前に、かの有名な“ローレライの岩”がある。ハインリヒ・ハイネの詩でお馴染みの歌『ローレライ』は、よく美しい乙女の名前と勘違いされる。岩だと知ってガッカリする人は今でも多い。ザンクト・ゴアールには対岸にブルク・カッツ(ネコ城)とブルク・マウス(ネズミ城)がある。次の町は左岸のポッパルド。そして右岸の町ブラウバッハの名城マルクスブルクや左岸のシュトルツェンフェルスを眺めながら船はコーブレンツに到着。ラインはここでモーゼル川を受け入れ、さらに北上していく。

【関連情報】

全く、どうということのない『ローレライ』の岩 全く、どうということのない『ローレライ』の岩

データ
世界遺産の「ライン渓谷中流上部」には、右岸と左岸に鉄道が走っているので、船以外に鉄道でも移動することができる。
フランクフルトからリューデスハイムまで電車で1時間13分、ビンゲンまで1時間03分、バッハラッハへはビンゲン乗り換えで約1時間半。
コーブレンツからブラウバッハまでは12分。

KD(Koeln Duesseldorfer Deutsche Rheinschiffahrt AG)のマークでお馴染みの船は本数が多くて利用しやすい。
KDの時刻表は
http://www.k-d.de/de/linienfahrten/fahrplan-rhein/
を参照のこと

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2012/08/18)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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