- yuca
- 東京生まれボリビア育ちベルリン経由メキシコシティ在住。世界の文化遺産保護の研究をするためドイツの大学院に在籍。現在研究でメキシコシティに滞在中。ベルリンと愛するメキシコの素晴らしさをもっと伝えるため現地情報やカルチャー情報を中心に発信していきます!
出発エリアをに変更しました。
掲載日:2021/01/13
約20万人以上の来園者がやってくる人気の観光地。紅葉の時期は気候もよく、とくに人気シーズンとなります。また、公園の中には1770年から1772年の間に建てられたバロック様式の宮殿があり、博物館として公開されています。入るコトのできる部屋の中では当時の暮らしの様子を再現し展示しています。さらに、絵画のコレクションも展示されています。
真っ黄色に染まっているのは木々だけではありません。ふと足元に目をやるとそこにも真っ黄色に輝く地面が。まさに落ち葉のカーペット!落ち葉の土っぽい香り、そしてふかふかな感触も心地よく、散歩する足も軽やかに。
景観を彩ってくれるのは色とりどりの紅葉と晴れわたった青い空。清々しい秋の日はただ自然の美しさに身を委ねたくなります。公園には白鳥が優雅に泳ぐ湖や丁寧に手入れされた花壇など癒し空間が広がります。ベルリンから少々晴れていますが、喧騒から離れリラックスした時間を過ごせるコト間違いなし!
この美しい公園の景観はドイツの貴族ヘルマン・ルードビヒ・ハインリヒ・フォン・ピュックラームスカウ(Hermann Ludwig Heinrich von Pueckler-Muskau)が英国風に手がけました。現在ユネスコの世界遺産の登録に向け準備中だとか。
ヘルマンは自分が愛した公園内につくらせたピラミッドの内部に妻と一緒に埋葬されています。このピラミッドは湖の中央に位置し、まるで水の上に浮かんでいるよう!
ベルリンからコトブス行きのRE列車に乗ります。終点で下車し、コトブスから10番バスに乗り,「Branitz Schloss」で下車します。
ベルリン観光でコトブスに行く機会はあまりないと思いますが、美術館や動物園もあり、シュプレーヴァルドなど有名な観光地も近くにあり、ついでに訪れたり、紅葉の時期に手軽に自然を満喫したくなったらぜひ足を運んでみては?