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海外現地発ガイド通信

ルターを育てたアイゼナハのルターハウス


掲載日:2016/05/31 テーマ:美術館・博物館 行き先: ドイツ / ベルリン

タグ: ためになる 素晴らしい 歴史


ゲーテ街道のハイライト、アイゼナハ

町の中心部に建つルターハウス。右隣にガラス張りの新館がある 町の中心部に建つルターハウス。右隣にガラス張りの新館がある

アイゼナハといえばバッハの生まれた町として知られている。ところがアイゼナハはルターゆかりの地でもある。文豪ゲーテも頻繁に訪れているため、フランクフルトからドレスデンを結ぶゲーテ街道のハイライト拠点ともなっている。世界遺産のヴァルトブルク城が山の上に聳え、リヒャルト・ヴァーグナーのコレクションで知られるロイター・ヴィラもあるなど、北ドイツの観光名所ナンバーワンといっても言い過ぎでないくらい見どころが多い。バッハハウス、ルターハウス、ロイター・ヴィラなどを訪れているとあっという間に1日が過ぎ、世界遺産のヴァルトブルク城は翌日になってしまう。小さな町ではあるが、アイゼナハを訪れる際には2泊を予定しよう。

アイゼナハでルターの足跡をたどってみよう

寄宿していたときのルターの部屋、とされている小部屋 寄宿していたときのルターの部屋、とされている小部屋

ルターの生地はアイスレーベンという、ザクセン・アンハルト州の小さな町だった。少年ルターは父親の期待に沿って法律家となるべき道を進む。1498年、ルターは15歳の時にラテン語を学ぶためアイゼナハにやってきた。彼は1501年までアイゼナハで勉学に励んでいた。その時に住んでいた家がルターハウスとして公開されている。それはマルクト広場の直ぐ近くにあり、建物自体がチューリンゲン州で最も古い館の一つとして知られている。コッタハウスとも呼ばれている立派な木組みの家は、町の裕福な商人の館で、ここにルターは寄宿していた。館の隣に近年モダンな建物が建設され、資料などは新館へ移されて充実した内容になっている。

古い館で当時を偲び、新館でルターの業績を知る

コッタ夫人に叱られている青年ルターの絵 コッタ夫人に叱られている青年ルターの絵

入口はモダンな建物の方にある。木組みの館とつながっており同時に見学できる。ルターが暮らしていた当時のままか、と思われるように古い館で黒光りした木製階段やゆがんだ梁などに驚く。「ルターの部屋」は小さく、古い机が置かれていた。ルターが住んでいたのはこの部屋、という根拠はないらしいが、館の間取りから最も有力であるとのこと。新館の方にはルターの生涯と彼の偉業を紹介する展示がある。館の主コンラート・コッタの妻ウースラはルターを息子のように大事に思っていた。そして、帰りが遅いルターを叱るなど厳しく育てた。コッタ夫人に叱られているルターを描いた油絵も展示されている。

アイゼナハの観光はマルクト広場から始めよう

朝市も開かれるマルクト広場にゲオルク教会が聳えている 朝市も開かれるマルクト広場にゲオルク教会が聳えている

町の中心マルクト広場にはバッハが洗礼を受けたゲオルク教会や市庁舎、ツーリストインフォメーションなどがある。年間を通じてほとんどの祭りはこの広場で繰り広げられる。ルターの銅像は、マルクト広場から歩行者専用のカール通りを真っ直ぐ駅方面に進んだ所、三角形のカール広場に立っている。ルターがアイゼナハで学んでいた頃、後に彼がこれほど有名になるとは誰も予想していなかった。ラテン語学校を卒業して20年後、ルターは再びアイゼナハを訪れ、山頂のヴァルトブルク城で新約聖書をドイツ語に翻訳した。今やルターは、世界の人々が歴史で学ぶ偉人だ。銅像の台座には新約聖書の翻訳に専念するルターの姿が彫り込まれている。

データ

カール広場に立つルターの銅像。台座には聖書翻訳の場面がある カール広場に立つルターの銅像。台座には聖書翻訳の場面がある

ルターハウス
Lutherhaus
住所:Lutherplatz 8,  99817 Eisenach
電話:+49 (0) 36 91 29 83-0
開館:4月から10月は毎日10:00〜17:00
   11月から3月は火曜から日曜の10:00〜17:00
入館料:6ユーロ
www.lutherhaus-eisenach.de

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2016/05/31)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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