ベルリンに登場、カリーヴルストのミュージアム

ドイツで年間8億食、ベルリンだけで7000万食が食べられるというドイツB級グルメの王者「カリーヴルスト」。ソーセージを焼いて、ケチャップとカレー粉をかけただけなのに、店ごとのこだわりが大きく味を変える、奥の深い屋台のグルメです。ベルリン子たちはいったいどれだけこのカリーヴルストを愛しているのか、なんと2009年にカリーヴルストの誕生60周年を記念して「カリーヴルスト・ミュージアム」なるものがオープンしました。場所はUバーン(地下鉄)のStadtmitte駅またはKochstrasse駅から徒歩5分、ベルリンが東西に分断されていた時の国境検問所跡「チェックポイント・チャーリー」のそばです。

ベルリン名物B級グルメを知るための博物館「カリーヴルスト・ミュージアム」 ベルリン名物B級グルメを知るための博物館「カリーヴルスト・ミュージアム」

ドイツのどこかで誰かが今も食べている!

博物館に入ると、受付の上の天井近くに、ドイツ国内とベルリンで食べられたカリーヴルストの数を示す電光掲示板があります。これがすごい勢いでカウントされていくのにまず驚きます。いったいどのようにして数えているんでしょうね。ソーセージ型のソファーや、天井から滴り落ちてきそうなケチャップのオブシェ、フライドポテトのオブジェなどが置かれ、子供たちもワクワクすること間違いなし。さらに楽しいのは、ここがただの展示だけではなく、体験型のミュージアムであることです。

見るだけじゃない、体験できるミュージアム

実物大のカリーヴルストの屋台では、売り子になって記念写真をパチリ。カレースパイスの部屋では、原料のスパイスの香りを嗅いで、自分の鼻で確かめることができます。タッチパネルを使って、お客さんの指示通りのカリーヴルストをいかに早くきれいに作るかにトライするシミュレーションゲーム『Curry Up!』のコーナーは大人気。画面にしたがってソーセージを切ったり、スパイスやケチャップをかけるのですが、焦るとなかなか上手にできません。これは子供だけではなく大人も熱くなってしまいます。

チケットはカリーヴルストの試食付き

カリーヴルストについてくるフォークがたくさん刺さっているベルリンの地図がありました。フォークには店の名前が書かれていて、ベルリン内のカリーヴルストのお店を人気度とともに一覧化した立体マップになっているようです。こんなにもたくさんの店があるのかと感心しました。カリーヴルスト・ミュージアムの入場料は大人11ユーロ、6〜13歳の子供が7ユーロ(6歳未満は無料)とちょっと高めですが、チケットにはカリーヴルストの試食が含まれています。また、毎週月曜日は大人の料金が20%引きになります。子供と一緒に楽しみながら、カリーヴルストについて深く学んでみてはいかがでしょうか。