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ドイツの世界遺産、アートとデザインの学校「バウハウス」とは? 〜マイスターハウス見学ツアー編


掲載日:2020/12/04 テーマ:世界遺産 行き先: ドイツ / ベルリン

タグ: 建築 世界遺産 素晴らしい


デッサウの「マイスターハウス」とは? ツアーに参加しよう!

一番人気の「クレーとカンディンスキーの家」 一番人気の「クレーとカンディンスキーの家」

アート好き、建築好きにとって、デッサウは憧れの聖地。20世紀初頭の革新的な造形美術学校「バウハウス」のあった街だからです。バウハウスの活動期間はわずか14年間、デッサウに学校があったのはその中の7年間足らずという短さ。にもかかわらず、ここデッサウで、バウハウスは黄金期を迎えました。デッサウ校などの施設は自由見学もできますが、理解を深めるために見学ツアーに参加してみませんか。今回は「マイスターハウス見学ツアー」をご紹介します。姉妹編の「おさらい編」「デッサウ校見学ツアー編」と併せてぜひどうぞ。

いわば“教員住宅”。それなのにとにかくカッコいい!

こちらからも向こう側からも食器を出し入れできる食器棚 こちらからも向こう側からも食器を出し入れできる食器棚

マイスターハウスとは、バウハウスで教鞭を取っていた建築家や美術家などの先生たちが暮らしていた家々のことです。デッサウ校から徒歩5〜10分ほどのところに、マイスターハウスが4棟並んでいます。初代校長のワルター・グロピウスの設計したこの住宅群は、100年経ってもまったく古くささを感じさせないのです。

懇切丁寧な説明を、聞き逃さないようにがんばりましょう

無駄な装飾の一切ない室内 無駄な装飾の一切ない室内

見学ツアーはホームページから予約できます。英語ツアーは金曜日13:30からのみです。デッサウ校の見学ツアーは同じく金曜日の12:00からなので、両方とも予約すれば効率よく見学できますよ(私もそうしました)。マイスターハウスのツアーガイドは、バウハウス財団の実験的教育機関「バウハウス・コレーグ」で授業を持っている先生でした。休みなく説明をしてくれる先生の英語はとても速くて、聞き取りが苦手な私はついていくのに必死! それでも貴重な話をたくさん聞けて満足度が高いツアーでした。

パウル・クレーとワシリー・カンディンスキーの住宅も

冬は暖かそうです 冬は暖かそうです

人気が高いのは、やはり「カンディンスキーとクレーの家」でしょう。近代美術界のビッグネーム二人が暮らしていた家だなんて! ガイドさんによれば、二人は私生活でも仲がよく、お互い誕生日などには自分の描いた絵をプレゼントしあったりしていたそうですよ。室内は無駄を削ぎ落とし空間を効率的に使えるよう工夫がされています。正直にいって、現代の目で見ると「カッコいいけれど、これは住みにくいのでは」と思うところもあります。しかし、100年前にこのデザインを作り上げ、実験的に生活もするという試みはきわめて野心的で斬新です。

屋内に入って、とくと建築美を味わいましょう

松の木がたくさん見えます 松の木がたくさん見えます

デッサウ校校舎のシンボルでもある「ガラスのカーテンウォール」は住宅になっても小規模に再現されていました。このツアーの解説で最も心に残ったのは、次のようなものでした。「この一帯には、昔はもっとたくさんの松の木を植えてありました。グロピウスは“垂直・平行”の視覚を愛しており、地面からまっすぐに立つ松の木の並ぶ風景を窓から見るのが好きだったからです」。そう言われてからあらためて窓の外の松の木を見ると、グロピウスの一貫した美意識を強く感じました。

英語ツアーは人気なので、予約した方がいいでしょう

壊れたグロピウス・ハウスを見せながら説明するガイドさん 壊れたグロピウス・ハウスを見せながら説明するガイドさん

初代校長グロピウスとモホリ=ナジ・ラースローの家(通称「グロピウス・ハウス」)は、第二次世界大戦の戦火により全壊してしまいましたが、ベルリンの設計事務所BFMにより2014年に再建されました。住居としての建物ではなく、バウハウスへの純粋なオマージュとして、新しい使命を得た展示空間となっています。デッサウでアートと建築の聖地ツアーへ、是非!
見学ツアーの予約ができるホームページ
https://www.bauhaus-dessau.de/en/index.html

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2020/12/04)

※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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