一日乗車券て‘お得’なの?

ヨーロッパの大きな都市には、公共交通機関で使える便利な回数券や一日乗車券があります。私が住んでいるバルセロナの場合、滞在期間中に10回地下鉄やバスに乗れる「T-10」がおすすめです。さて、2014年の夏にドイツとチェコを旅行した際に、私はベルリンとプラハで一日乗車券を使ってみました。一日乗車券は本当にお得なのでしょうか、答えは移動しまくるなら‘イエス’。毎回チケットを買う煩わしさがないのも大きな利点といえるでしょう。ちなみにベルリンの一日乗車券(ABゾーン/翌日3:00まで有効)は6.70ユーロ。SバーンとUバーンの3駅だけ乗れる短距離一回券が1.50ユーロ、ABゾーン一回券(2時間有効)は2.60ユーロです。

一日乗車券は本当にお得なのか。ベルリンとプラハで使ってみました 一日乗車券は本当にお得なのか。ベルリンとプラハで使ってみました

有効活用するためにはプランニングが大事

一日乗車券を使って効率よく元を取って(笑)観光するには、見たいところ、行きたいところのプランニングが大事です。私の場合、ベルリンではミッテ地区に宿を取ったので、世界遺産の博物館島やブランデンブルク門は楽々徒歩圏内でした。ですから、それ以外に行きたいところをまずリストアップして、移動ルートを考えます。ポツダム地区やソー駅周辺、ベルリンの壁のギャラリーやシュタージ博物館、それから美味しいカリーヴルストの老舗など、ミッテ地区以外の見どころを一日で回ることにしました。一日中移動しまくりで大忙しでしたが、日の長い6月だったこともあって、夜遅い時間までベルリン歩きを楽しむことができました。

プラハであてもなくトラムに揺られてみる

ベルリンに比べるとプラハの見どころは狭い範囲にまとまっているので、なんだかんだで歩けてしまいます。しかし、やはり効率的に時間を使うならトラム(路面電車)や地下鉄は便利。中心から外れたホテルに泊まっている場合も必要になるでしょう。私は観光の合間に休憩がてら、あてもなくトラムに乗ってゴトゴト揺られてみました。車窓の風景を見ているだけでも楽しかったのですが、ちょっと中心を外れると乗客も地元の人率が高くなり、なんとなく生活の匂いが感じられる気がして面白かったです。プラハの一回乗車券は90分有効で32コルナ。一日乗車券は24時間有効で110コルナでした。

お金だけじゃない。一日乗車券は‘お得’!

プラハでは、初日はすべて徒歩で観光しましたが、翌日一日乗車券を買った後は、近くをトラムが走っているとついつい停留所二つ分の距離でも乗ってしまいました。旅行中は日常ではありえないほど歩く量が増えるし、美術館ひとつ見るだけでもかなり疲れます。街歩きも楽しいけれど、無理せずトラムや地下鉄を使うと本当に楽。券売機のないトラムの停留所も多いし、毎回乗車券を買うのも面倒です。そんな時は、一日乗車券をうまく利用しましょう。私はつい元を取るまで乗ろうとしてしまいますが、金銭的な理由だけではなく一日乗車券は‘お得’だと思います。プラハでは最初の乗車の際に改札機で使用開始日時を刻印するのを忘れずに!(データは2014年現在。1ユーロ=約140円、1コルナ=約5円)