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海外現地発ガイド通信

とっておきのリゾート地、北ドイツのグレートズィールGreetsiel


掲載日:2018/07/08 テーマ:リゾート 行き先: ドイツ / ブレーメン

タグ: 紅茶 珍しい 美しい


レトロな船が並ぶ、信じられない美しさの漁港

平日はこれらの船が全て漁に出ているので、是非、土日祭日を目指して出かけよう 平日はこれらの船が全て漁に出ているので、是非、土日祭日を目指して出かけよう

ドイツを隈なく旅行した、と自負するドイツ通の方々、ここには行かれただろうか。それはドイツの最北西、オランダとの国境に近い小さなリゾート地、グレートズィールだ。かつては小さな漁村だった。現在は周辺のいくつかの村と一緒になってゲマインデ・クルムヘルンGemeinde Krummhoernという市町村になった。規模はあまり変わっているとは思えないが、この美しさ故に一年中多くの観光客が訪れて賑わっている。ノルドゼーNordsee(北海)に面しているわけではないが、長い入り江が続いて海が村の中心部へ入り込んでいる。これだけ奥まっていれば嵐で海が荒れても船は安全だ。港に停泊しているのは古い漁船。特殊な船で、棒受網漁船の一種なのだが、浮きの付いた半円形の大きな網が左右対称に取り付けられている。漁をしない土日は漁港に並んでいる。

食べてみて驚くその旨さ!

地元のベテランご婦人がたによってクラッベンはあっという間に皮を剥かれていく 地元のベテランご婦人がたによってクラッベンはあっという間に皮を剥かれていく

この網はノルドゼー名産のクラッベンと呼ばれる小エビを獲るためのもの。小エビはドイツ語でガルネーレGarneleとよばれている。クラッブKrabbとは蟹のことだが、何故か北ドイツではこの種類の小エビを蟹の複数形でクラッベンKrabbenと呼んでいる。日本人の私たちが初めて目にしたとき、なんだか小さいし、色はイマイチだし…、と積極的に食べてみようという気にならないかもしれない。日本ほど魚介類が豊富で美味しい国はないと思うので。ところがこのクラッベン、思い切って食べてみると驚くほど美味しいのだ。ノルドゼーで大量に獲れる小エビで、グレートズィールはその代表的な産地。毎年一定の水揚げ量を誇っている。クラッベンをさっと塩茹したりフライにしたり、食べ方は色々あるが、どんな料理でも絶対に美味しい。日本では見たことがない。

クラッベンと紅茶はグレートズィールの名物

レストランやテーハウスは港の側に並び、この辺りが一番観光客でにぎわう レストランやテーハウスは港の側に並び、この辺りが一番観光客でにぎわう

クラッベン料理は、もちろんグレートズィールのレストランなら必ずメニューに載っている。レストランは港に沿って並んでいるが、観光案内所がある広場の付近にも洒落たレストランがある。この辺りはニーダーザクセン州だが、ブレーメンから西北にノルドゼーまで広がる一帯はオストフリースラント地方と呼ばれ、独特の文化を持っている。紅茶がその一つだ。ドイツ人はコーヒー好きで日に何杯も飲み、3時の休憩時間はカフェパウゼ(コーヒー休憩)と呼ばれているほど。ところがこの地方ではテーパウゼと呼ばれ、絶対に紅茶で休憩。みんな紅茶が大好きで、一人当たりの年間紅茶消費量は、人口が少ないこともあるにせよ世界一なのだ。この地方にカフェはなく、それに相当するのは、美味しいケーキと紅茶を提供するテーハウスのみ。

ドイツの高級保養地の一つとして知られるグレートズィール

紅茶を扱う店には紅茶グッズもそろっている 紅茶を扱う店には紅茶グッズもそろっている

ノルドゼーの町や村、そしてオストフリースラント諸島と呼ばれる小さな島々はドイツの高級保養地として知られている。この辺りで休暇を過ごすのは一種のステータスになっているほど。車で来やすいデュッセルドルフ辺りからのヴァカンス客が多く、外国人では海のないスイス、オーストリアからがダントツ多い。客層がいいので治安が良く、ホテルでもレストランでも気持ちよく過ごせる。土産物店が多く、海に因んだものやノルドゼーに生息するアザラシのキャラクターグッズ、そして紅茶が並ぶ。オストフリースラントは紅茶のブレンド技術が高いことで知られ、紅茶を買って帰る人が多い。グレートズィールには、各社の紅茶と共にティーグッズが並んでいる。紅茶が冷めない様に蝋燭を使う保温台は一番人気。買い物も実に楽しいリゾート地だ。

データ

カフェやレストランで紅茶を頼むとシュテーフヒェンStoevchenと呼ばれる保温台と共にティーポットが運ばれてくる カフェやレストランで紅茶を頼むとシュテーフヒェンStoevchenと呼ばれる保温台と共にティーポットが運ばれてくる

グレートズィールGreetsiel への行き方
ブレーメンBremenから電車でノルデンNordenまで約2時間20分。
ノルデンからバスでグレートズィール(終点)まで約30分
バス停から港までは徒歩5分ほど。

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2018/07/08)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
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