天に突き刺すその斜塔は、世界2位の高さ

世界遺産に指定されている、ドイツのケルン大聖堂。完成までに600年以上の年月を費やし、その高さは157mあります。電車でケルン中央駅に近づくと、目に飛び込んで来るのが大聖堂のシンボルの2本の斜塔です。天に突き刺さるかの様な姿は、壮観です。駅を出てすぐの教会前からは、首を後ろに精一杯曲げて見上げることでしか全貌を見ることはできません。大聖堂前の広場は狭く、どんなに下がっても写真には到底納まりません。さすが、世界2位の高さを誇る大聖堂です。

533段の塔に登った先にあるものは?ケルン大聖堂 533段の塔に登った先にあるものは?ケルン大聖堂

533段の塔を登ると、その先には

この塔の100mの高さにある展望台まで登ることができます。ただしエレベーターがないので、階段で登るしかありません。ケルンを訪れた際、ここまで来たのだから登るしかない!と、やる気をなくしている友人を急き立て、登ることにしました。くるくると、螺旋階段を上っていくと、足の疲労はまるでエクササイズしているかのよう。階段の踊り場で休息を取りながら、展望台を目指しました。永遠に続くのでは…と思った螺旋階段が終わると、次は鉄製の階段。大きな鐘を通過し、533段の階段の終点は、金網で囲まれた絶景が眺められる展望台に到着したのでした。

一望できるケルンの街の美しい景観

天気も良い日で、展望台からはケルンの町を一望できました。町を横切るライン川も美しく、旧市街や新市街の町並みを見渡すことができました。この景色を眺めるために、登る価値はありました。すると突然、鐘が大きな音で町全体に届くように鳴り出しました。鐘の近くにいただけに、迫力もすごいです。だから私は景観の美しさ以上に、鐘の音が印象に残っています。登る人は、時間を気にして登った方がいいかもしれません。また教会の中には、ため息が出るほど美しいステンドグラスや、きらびやかな金細工が施された黄金の箱(東方三博士の聖遺物箱)などの見所もあります。

ケルンは、オーデコロンが発祥の町

大聖堂の塔を満喫した後は、ケルンでもう一つ有名なスポットへ。この街は、「オーデコロン」の発祥の地としても有名です。オーデコロンは、フランス語で「ケルンの水」という意味ですから、納得です。世界で初めてのオーデコロン「ファリナ」が生まれたところに香水博物館があり、オリジナルの香りを購入することができます。また、1792年創業という貴族や著名人に愛されてきた「4711」発祥のお店もあります。柑橘系の香りで、200年以上経った今でも人気のようです。プチボトルも販売されているので、お土産にも最適です。