チョコレート・ミュージアムの正面のマスタード・ミュージアム

大聖堂で有名なドイツ・ケルンの人気観光スポットにチョコレート・ミュージアムがあります。独特なシルエットのチョコレート・ミュージアムはいつもたくさんの観光客で賑わっていますが、そこから道路をはさんでちょうど正面の位置に「Kolner Senfmuseum(oはウムラウト付)」という赤字のかかった建物があります。「Senf」とはドイツ語でマスタードのこと、つまり「ケルンのマスタード・ミュージアム」という意味です。あまりミュージアムらしくない佇まいなので気づかずに通り過ぎてしまいそうですが、マスタードの歴史や製法について学べ、その場で食べたりお土産も買ったりできる穴場的な観光スポットなのです。

遠目にはあまり特徴のない建物なので要注意! 遠目にはあまり特徴のない建物なので要注意!

1810年創業の老舗マスタード専門店

ミュージアムと言ってもいくつもの展示室を備えているような施設ではなく、本来は1810年に創業した老舗のマスタード専門店で、この店のマスタード生産時に使っている器具、もしくはかつて使っていた器具が一般向けに公開されています。見学は2.5ユーロ(約300円)でツアーガイド形式、11時15分と、12時から16時の間1時間ごとにツアーが開始されます(土日のみ17時、18時開始のツアーあり)。ツアーは30分ほどで、すべてドイツ語のみでガイドが進められますが、ドイツ語が話せない旨を伝えると、ガイド内容をそのまま英訳した解説文をわたしてくれます。ここではイエローマスタードとブラウンマスタードの2種類についての歴史と製法について解説を受けますが、内容はとても詳細です。また、展示されている器具が実際に動き、マスタードを作っているところも見ることができます(ただし展示室内は撮影禁止)。

種類が豊富でお土産に最適! お店でソーセージも食べられる

見学した後は、お店にたくさん並んでいる商品を見てみましょう。解説を受けたあとなら、イエローマスタードとブラウンマスタードの特徴もわかっていると思います。多くの商品は陶器の壺に入っていてやや重量がありますが、その分常温保存には強いそうなので、安心して日本に持ち帰ることができます。また店頭ではソーセージも販売していて(牛2.5ユーロ≒300円、豚2ユーロ≒240円)、9種類ある試食用マスタードを味わいながら食べることができます。チョコレート・ミュージアムで甘いものをたっぷり食べたあとは、マスタード・ミュージアムで辛いものを食べてみてください!