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海外現地発ガイド通信

ドレスデン・ノイシュタット地区の抜け道「芸術の中庭」


掲載日:2007/08/09 テーマ:観光地・名所 行き先: ドイツ / ドレスデン

タグ: メルヘン 素晴らしい


素敵な抜け道を発見!

「エレメントの中庭」にあるモダンアートの外壁 「エレメントの中庭」にあるモダンアートの外壁

アルベルト広場の北側では、家壁に大胆な落書きが目立つなど、ちょっとアバンギャルドな雰囲気が漂う。そんな中、アラウン通りとゲルリッツ通りとの間に素敵な抜け道を発見!その名も「クンストホーフパサージュ」だ。
ホーフとは中庭、パサージュとは抜け道。いくつかの中庭がつながって通り抜け可能になっている。最初は歴史的建物保存のために外壁を修復するだけの計画だった。必然的に「それならホーフはどうする?」という問題が発生。いつの間にか、どこにもない何か特別なものを生み出そう、ということになって1997年に生まれたのがこのホーフパサージュだった。

「おとぎ話の中庭」〜「光の中庭」

いかにもメルヘン的な「おとぎ話の中庭」 いかにもメルヘン的な「おとぎ話の中庭」

建物を潜り抜けて行くと、最初のホーフ「おとぎ話の中庭」に出る。周りの建物はそれぞれ異なる館だが、ファサードは同じ。ベージュの地に赤と紺のモザイクタイルで壁画が描かれている。人間や動物、鳥、魚などの抽象的な絵。なんとも不思議なタッチを眺める。この中庭にはカフェやレストランがあるので、庭席に座ってゆっくり鑑賞することができる。閉されているような長方形の中庭だが、突き当たり建物の左手にトンネルのような抜け道があった。
次の「光の中庭」は、ホーフパサージュの中心部。ここでは小さな催し物も行われる。周囲を文房具屋、花屋、雑貨屋、ファッション小物を扱う店など可愛いショップで囲まれ、それぞれに選び抜いた品を置いている。ギャラリーを兼ねたショップもあり、一軒一軒覗いて回るのは楽しい。水色の壁に描かれた、宙を飛んでいるような人の絵が可愛らしい。店主の自転車なのだろうか、窓枠と同じ赤い色をしているのが心憎い。

「動物の中庭」

変わった色遣いが人目を引く「光の中庭」 変わった色遣いが人目を引く「光の中庭」

「光の中庭」から右の方へ進んで行くと、「動物の中庭」へ出る。突然、アフリカのサバンナに迷い込んだかのような、雄大な気分になる。3階まで届くほど大きなキリン。高い木の枝を渡って行くゴリラたち。上空には大鳥が舞う。バルコニーはまるで木の皮で造ったジャングルの小屋のよう。コンクリートだったバルコニーを柳の編み細工に取り換えられたのが良かった。周りにはレストランや小さなショップがあり、手作り風の品々が並んでいた。

「エレメントの中庭」

バルコニーに配慮した「動物の中庭」 バルコニーに配慮した「動物の中庭」

最後は「エレメントの中庭」。黄金の外壁が剥がれたようなファサードが面白い。最高傑作なのは、ゲルリッツ通り側の建物。ブルーの外壁にアルミ製の雨樋が芸術的に付けられている。美観を損ねる、と嫌われがちな雨樋を逆手に取り、見事なアートに仕上げている。雨が降ってくるとこれがまた愉快だ。集められた雨水が最後の漏斗に入ると、筒の途中に空けられた無数の小穴から水が噴水のように迸る。自然が成す動きのある芸術。見飽きることがない。

【関連情報】

トランペットのような雨樋は水を吐き出し、一方では飲み込む トランペットのような雨樋は水を吐き出し、一方では飲み込む

■ Die Kunsthofpassage(ディ・クンストホーフパッサージュ)
ドレスデン・ノイシュタットDresden Neustadtはベルリン中央駅から急行で約2時間。ドレスデン中央駅の一つ手前がドレスデン・ノイシュタット駅。
ノイシュタットの中心となるアルベルト広場Albertplatzまでは駅から徒歩5分ほど。アルベルト広場からアラウン通Araunstrasseを真っ直ぐ北へ5分ほど歩くと、右手にクンストホーフパサージュの入口がある。ゲルリッツ通りGrlitzer Strasseからも入れる通り抜けはいつでも可能だが、ショップは殆どが毎日10:00〜18:00で土・日・祭日もオープン。

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2007/08/09)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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