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海外現地発ガイド通信

東西統一から四分の一世紀を経て蘇ったドレスデン


掲載日:2015/11/05 テーマ:観光地・名所 行き先: ドイツ / ドレスデン

タグ: 一度は見たい 教会 美しい 歴史


世界に平和を訴えるフラウエン教会

ノイマルクト広場のフラウエン教会。手前の銅像はマルティン・ルター ノイマルクト広場のフラウエン教会。手前の銅像はマルティン・ルター

終戦間際の1945年2月、ドレスデンは連合軍による空爆によって町が全壊した。終戦後、ドイツは東西に分かれてドレスデンは東ドイツになった。社会主義国であったが積極的に町の修復を行いツヴィンガー宮殿やゼンパー歌劇場など、観光の目玉となる建物は元の姿を取り戻していった。ベルリンの壁が崩壊したときはまだ瓦礫のまま中心部に積み上げられていたフラウエン教会は、ドイツ統一によって再建の話が急速に進む。最新技術を駆使して残っている瓦礫がどこの部分の石であるかを調べ、その場所に当てはめていった。世界最大のパズルと言われた再建工事に対し、空爆を行ったかつて連合国だった国々から多大な寄付が届けられて予定より早く2005年に完成する。ほとんどは新しい石を使っているが、所々黒いのはオリジナルの石だ。

オリジナルの壁画が残るドレスデン城の外壁

通りに面しているのでいつでも鑑賞できる「選帝侯の行進」 通りに面しているのでいつでも鑑賞できる「選帝侯の行進」

東西統一から25年、フラウエン教会再建から10年が経過した。出来上がった時は古い石と新しい石の違いが目立ったが、今では何も感じなくなった。破壊するのは一瞬のこと、元通りにするには莫大な労力と費用、年月がかかる。戦争の愚かさを目に見える形で伝えてくれるフラウエン教会は今や世界の“平和のシンボル”になった。ほとんどが焼け落ちたドレスデンで、灰とならなかったものがある。ドレスデン城の外壁に描かれていた壁画だ。歴代選帝侯を描いた「選帝侯の行進」と題する102mの壁画で、2万4千枚のマイセン焼きタイルで覆われている。2晩に渡る空爆で町は全壊して城も焼け落ちたが、1200度という高い温度で焼かれた城壁のタイルは持ち堪えたのだ。

ゼンパー歌劇場からツヴィンガー宮殿、そしてブリュールのテラスへ

名建築家ゴットフリート・ゼンパーが手掛けたのでこの名があるゼンパー歌劇場 名建築家ゴットフリート・ゼンパーが手掛けたのでこの名があるゼンパー歌劇場

1945年の空爆でやはり全壊し、40年後の1985年2月に再建されたゼンパー歌劇場は外観だけ鑑賞しても十分美しいが、内部も美しい。そして何よりも音響が素晴らしいので是非コンサートへ出かけよう。この歌劇場の左手に有名なツヴィンガー宮殿があり、内部には食器フェチだったフリードリヒ・アウグスト一世(アウグスト強王)が集めた有田焼がたくさん展示されている博物館や名画が見られる絵画館がある。ドレスデンは見どころが多いので忙しい。エルベ川に面して建設された「ブリュールのテラス」と呼ばれる見晴台は、文豪ゲーテが“ヨーロッパのバルコニー”と絶賛した立派な長いテラスである。川の眺めよりもテラスに沿った建物が見事だ。

日数が必要なドレスデンでは三ツ星ホテルに連泊しよう

エルベ河畔に造られたブリュールのテラス エルベ河畔に造られたブリュールのテラス

選帝侯たちが集めた珍しいコレクションが展示されているドレスデン城も是非訪れたい。旧市街だけでもこんなに見どころが多く、新市街や郊外のいくつかの城や隣町マイセンも訪れるとなるとドレスデンに2〜3泊は必要。中央駅から徒歩4分ほどのibisは連泊するのに手ごろな値段のホテルだ。駅から真っすぐ伸びる歩行者専用のプラガー通りに面して同じ建物で同じibis Hotelが3つ並んでいる。駅側から順にibis Basteiイビス・バスタイ、ibis Knigsteinケーニヒシュタイン、ibis Liliensteinリリーエンシュタインと並んでいるので予約したホテルがどこか間違えないようにしよう。どこも同じ造りで三ツ星ホテルだが十分なクオリティーだ。立地の良さからビジネスマンの利用が多い。

データ

簡素なホテルだが満足のいくibis Hotel 簡素なホテルだが満足のいくibis Hotel

イビス・ホテル・ドレスデン
Ibis Hotels Dresden
Prager Strae 5 / 9 /13
電話: +49 351 4856 4856
宿泊料:60ユーロ 〜 (日々変化するのでネット予約をお勧め)
Eメール:reservierung@ibis-dresden.de
ネット予約:ONLINE KONTAKTANFRAGE

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2015/11/05)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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