クリスマスの菓子パン、シュトレン

有名なドイツの菓子パンにシュトレンがあります。これは、年がら年中売っているというわけではなく、クリスマスの前のみに登場するというものです。シュトレンが店先にでるのは毎年の風物詩。ドイツの人々は「クリスマスももうすぐだなぁ」と思うわけですね。さて、これはどんな菓子パンなのでしょうか。ナッツやドライフルーツを練りこみ、粉砂糖をまぶしたどっしりとしたパンで、日持ちするようにできています。だいたい子どものあたまくらいの大きさのものが多いでしょうか。ひとりで食べるには勇気がいる大きさです。

ドイツのクリスマスのパン、シュトレンを食べてみよう ドイツのクリスマスのパン、シュトレンを食べてみよう

一気に食べず、少しずつ味わいます

その大きさには、もちろん意味があって、家族で少しずつ切り分けて食べるためだからです。クリスマスを待つ期間をアドベントといいますが、この時期にドイツの各家庭では、シュトレンを少しずつスライスしていただきます。日持ちするように作られていて、日がたつごとに味がなじんで美味しくなるのだそうです。私は、シュトレンが好きなので、思わず一度にたくさん食べてしまいたくなるのですが、それはいけないようです。

巨大なシュトレン登場!

最近は、日本のパン屋さんでもシュトレンを置く店が増えてきましたが、シュトレンの本場はドイツのドレスデンです。なんと4トンものシュトレンを作って、町中を練り歩くお祭りまであります。4トンといえば、トラック並みですね。さすがに、トラック・クラスのシュトレンはふつうの家庭では食べきれませんので、切り分けて販売されます。すごい迫力ですが、シュトレンを知らないと、なにか白い巨大な塊をドイツの人々が得意になって引き回しているだけに見えます。クリスマスシーズンのドレスデンに行くときは、シュトレンの本場だということを肝に銘じましょう。ドレスデンのクリスマスマーケットも、世界的に有名で、おすすめです。もちろん、シュトレンはお土産にぴったり。クリスマス仕様の箱に入った贈答用もありますよ。