バルセロナでは不正乗車の罰金が最大600ユーロ!

ヨーロッパの街歩きに欠かせない市バスやトラム(市電)、地下鉄の検札って本当にあるのでしょうか。つい『切符を買うのも面倒だし、一駅くらい乗っちゃえ』とよからぬことを考えてしまいます。特に市バスやトラムの切符は停留所に券売機がない町が多く、近くのキヨスクなどで切符を買うシステムになっていますが、キヨスクがなかったり閉まっていることもあってなかなか面倒です。私が住んでいるバルセロナでは、市バスに乗っているとよく検札が乗り込んできます。彼らは制服を着ていて次の停留所で待っているのが見えるので、無賃乗車している人は停留所に止まるやさっと降車口から降りようとします。で、検札はこの逃げようとする人を狙うわけです。バルセロナの地下鉄や市バスで不正乗車が見つかった場合、最大600ユーロの罰金が科せられます。

一駅くらいタダで乗っちゃえ」はダメ!! ドイツの地下鉄や市電の検札は厳しいのです 一駅くらいタダで乗っちゃえ」はダメ!! ドイツの地下鉄や市電の検札は厳しいのです

ドレスデンの私服の検札にドキッ!

2014年の夏、ドイツのドレスデンを旅した時のことです。滞在中は市電を利用していました。そして出発の日、ホテルのある旧市街から鉄道駅までは市電で4駅、10分もかかりません。それまでに何度も市電に乗ったけど(もちろん切符はちゃんと買っていました)、検札が来たことは一度もありませんでした。『最後だし、切符なしで行っちゃおうか…』と思いましたが、一緒にいた友人が正しい人だったので、結局切符を買って乗りました。鉄道駅に着く前の走行中のことです。向かいに座っていた青年が急に立ち上がり、身分証明書を提示して検札を始めたのです。普通の私服の青年だったので、まさか彼が検札だとは夢にも思いませんでした。2.20ユーロ(約300円)の切符をケチらないで本当に良かったと思いました。

プラハの地下鉄内で切符の有効期限が過ぎた!

チェコのプラハでは、地下鉄も市電も乗ることができる一日乗車券を買いました。プラハで働いている友人に「プラハは検札が厳しいから、切符を必ず正しく買いなさい。私は出勤の地下鉄で一日に3回検札にあったことがあるよ」と聞いていました。切符は乗車時に刻印するので、日付と時刻が刻まれています。有効期間は24時間。市電と地下鉄を最大限に利用して、プラハ城から新市街まで回りました。そして、24時間のタイムリミットぎりぎりに地下鉄に乗った時、車内で有効期限が過ぎてしまったのです。友人の「検札にはどんな言い訳も通用しないし、旅行者だからと大目に見てくれることはない」という言葉を思い出し、近づいてくる人みんなが検札に思えて、もう心臓バクバクでした。ドイツや中欧の検札は厳しいです。当たり前のことですが、正しい切符をきちんと買って乗りましょう。