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海外現地発ガイド通信

ドイツ国境の小さな町・フェンロで若手のホープ・本田圭佑の奮闘を見る!


掲載日:2008/10/17 テーマ:サッカー観戦 行き先: ドイツ / デュッセルドルフ

タグ: サッカー スタジアム


物流企業をバックにつけるVVVフェンロ、1部復帰に全力を注ぐ本田

フェンロの駅。デュッセルドルフ行きは1時間に1本走っている。が、ナイトマッチの時は戻る列車がないので、現地に泊まるか、車で移動するしかない フェンロの駅。デュッセルドルフ行きは1時間に1本走っている。が、ナイトマッチの時は戻る列車がないので、現地に泊まるか、車で移動するしかない

前回は小野伸二がプレーするドイツ・ボーフムを紹介した。ここから一番近くて日本人選手がいるクラブといえば、オランダのVVVフェンロ(VVV Venlo=フェーフェーフェー・フェンロ)だ。北京五輪代表として戦った本田圭佑が背番号10を背負い、チームを力強くリードしている。
VVVフェンロは1903年創設と歴史が古い。20数年前からはオランダ有数の物流企業・シーコン(Seacon)のハイ・ベルデン会長がスポンサードしている。日本企業との取引の多い同会長は、いつか日本人選手を獲得したいと思っていたという。そこで白羽の矢が立ったのが本田だった。彼は今年1月にオランダに渡り、昨季はオランダ1部リーグで戦った。しかしチームは降格の憂き目にあい、現在は1部復帰を目指して2部リーグで奮闘している。本田が言うには「欧州各国のリーグと比べてもオランダ2部はレベルが高い」とのこと。1部との差もほとんどないようだ。しかしJリーグとはスタイルや環境が全く違う。野心溢れる選手が集まるオランダ2部はエゴイストの集団だ。誰もが「俺が俺が」と競ってゴールを狙おうとする。得点という結果でしか評価されないから、人のボールを横取りしてシュートを決めてしまう選手もいるほどだ。「パスをつないでみんなで得点しよう」という日本のやり方は通用しない。本田もそんなエゴイストの中で自分をアピールしようと必死だという。

旅はデュッセルドルフを起点にドイツからローカル線で気軽に行ける

フェンロの繁華街。平日の日中でも多くの人で賑わう フェンロの繁華街。平日の日中でも多くの人で賑わう

ボーフム(Bochum)とフェンロ(Venlo)へ行くには、ドイツの日本人町として知られるデュッセルドルフ(dusseldorf)が起点となる。ボーフムはICEで約20分、フェンロはローカル線で約1時間の距離だ。9月中旬に現地を訪れた際もデュッセルドルフに滞在しつつ、2つの町を行き来したが、非常に効率がよかった。フェンロへ行く途中には、ドイツ・ブンデスリーガの名門として知られるボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Vfl 1900 Monchengladbach)のある町・メンヘングランドバッハ(Monchegladbach)も通る。ここを過ぎ、国境を超えるとフェンロにたどり着く。横浜から都内に通勤するような気軽さで両国間を移動できるのだ。

人口10万弱の小さな町。オランダならではの魚介類も食べられる!

マース川沿いに発展したフェンロの町では魚介類も食べられる マース川沿いに発展したフェンロの町では魚介類も食べられる

フェンロのある場所はオランダ、ドイツ2カ国の国境。EU連動の創設を決めたマーストリヒト条約が締結された土地であり、物流拠点としても知られている。人口10万弱の小さな町だが、駅から続く繁華街はなかなかの賑わいを見せている。教会やショッピングセンター、レストランなどが立ち並び、ぶらぶら散歩するのが楽しい。本田もこのあたりを歩きながら気分転換しているのかもしれない。マース川に沿って開けた町ということで、内陸にありながら魚介類も豊富に入ってくる。オランダならではのマスの酢漬けなどを食べられる店もあるので、ぜひ立ち寄ってみるといい。

スタジアムまで駅から徒歩約20分。規模は小さいが、雰囲気は最高!

シーコム・シュタディオンの外観 シーコム・シュタディオンの外観

VVVフェンロのホームスタジアム「シーコン・シュタディオン(Seacon Stadion)」までは駅から徒歩約20分。だらだらした上り坂を登っていけばいい。日本の場合だと「20分も歩くのか?」とため息が出てしまいそうになるが、欧州ではこのくらいの距離を歩くのは当たり前だ。どうしても歩きたくない人はタクシーを使えばいいだろう。チームカラーの黄色と黒の建物が目的地。試合日であれば、サポーターが集まっているので分かりやすいだろう。収容人員は6000人収容と小さいが、スタンドとピッチの一体感は申し分ない。選手たちの闘志が強く伝わってきて、他のスタジアムにはないほど気分が高揚する。

チケット購入にはクラブカードが必要。まずは公式HPをチェック!

スタジアム内は非常に見やすく、自然と気分が高揚してくる スタジアム内は非常に見やすく、自然と気分が高揚してくる

ただ、VVVフェンロの試合を見るにはちょっと面倒な手続きがいる。ドイツやイタリアなら試合当日に行ってチケットを購入するだけでいいが、オランダはクラブカードがないとチケットが買えない仕組みになっているのだ。まずは月曜から金曜のオフィスアワーにクラブ総務部にコンタクトし、6ユーロ払ってクラブカードを入手しなければならない。本田の試合を見ようと計画するなら、あらかじめ公式HPから申込書をダウンロードし、FAXで送っておく必要がある。オランダ2部の試合は金曜日に行われることが多いので、金曜の日中にオフィスへ出向いてカードを入手したうえでチケットを買えば、その晩の試合を見ることができるだろう。詳しくは公式HP(http://www.vvv-venlo.nl/jp/)を参照のこと。日本語HPも充実しているので一度ぜひのぞいてみてほしい。
こうした手続きが面倒という人は、練習を見に行くことをお勧めしたい。練習場はスタジアムに隣接している。トップチームの練習は午前中に行われることが多い。練習後に本田にサインや写真をお願いすることは可能。彼はオープンな性格なので、快く応じてくれるだろう。オランダではそんなサッカーの楽しみ方もできる。試合にこだわるか、それとも練習場で選手とのふれあいを楽しむか。それはあなた次第だ!

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2008/10/17)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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