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海外現地発ガイド通信

フランクフルトの夜はザクセンハウゼンでリンゴ酒を!


掲載日:2008/05/08 テーマ:お酒・バー 行き先: ドイツ / フランクフルト

タグ: おいしい バー・パブ 地酒


リンゴから爽やかなお酒が生まれる

ドイツのレストラン、カフェ、居酒屋では中庭に注目。入り口付近とは全く違った世界が広がる ドイツのレストラン、カフェ、居酒屋では中庭に注目。入り口付近とは全く違った世界が広がる

フランクフルトの名物といえば、アプフェルヴァイン。アプフェルは林檎、ヴァインはワインで、つまりリンゴ酒のこと。果物から造る酒はリキュールのように強い飲み物が多いが、このリンゴ酒は爽やかで軽い感じがする。アルコール度数が5.5〜7%、と比較的飲みやすいので、地元の人たちは昼間からグイグイ飲んでいる。どんな味かと言うと、ワインでもなくビールでもなく、少々酸味のある独特な味わい。見た目がよく似たアプフェルザフト(Apfelsaft)という林檎ジュースがあるので、アプフェルヴァインと間違えないようにご注意を!

マイン川の向こうがザクセンハウゼン地区

明かりが灯り始めると、あちらこちらから人が集まってくる 明かりが灯り始めると、あちらこちらから人が集まってくる

ザクセンハウゼンはフランクフルトの南に位置し、その名が古文書に現れたのは8世紀と、かなり歴史がある。マイン川に架かる橋アルテブリュッケを渡ってそのまま真っ直ぐ歩いて行くと、どことなく古き良き時代を偲ばせる地区が現れる。そこがザクセンハウゼンだ。この辺りでは中世からどこの家でもリンゴ酒を造っており、庶民だけでなく王侯貴族もここへやって来てリンゴ酒を飲んだという。今日ザクセンハウゼンには古い居酒屋がたくさん並んでいる。クラッパー小路Klappergasse 3番の石造りの家は、ザクセンハウゼンで最も古い家。その名の通りシュタインハウスStein Haus(石の家)と呼ばれ、1450年に建てられた。クラッパー小路には、瓶を背負った女の人の噴水もある。この人はラウシャーさんというリンゴ酒売りのおばさんで、自家製の酒を瓶に入れて毎日この辺りを歩いていたと言い伝えられている。周辺のシュヴァイツァー通りSchweizer Strasse、パラディース小路地Paradiesgasse、リッター小路地Rittergasseあたりは特に居酒屋が多い。

特別な入れ物、そしてグラスには蓋が

居酒屋はどこも和気藹々とした雰囲気が。フランクフルトの市紋入りベンベルは町の土産物店で買える 居酒屋はどこも和気藹々とした雰囲気が。フランクフルトの市紋入りベンベルは町の土産物店で買える

リンゴ酒はドイツ語でアプフェルヴァインというが、フランクフルトでは訛ってエッベルヴォイとかエッベルヴァイなどと呼ばれている。通常0.3リットル入りで、値段は1.6ユーロ程度。一般にはベンベルという、青い模様が描かれた灰色の瓶に入れられ、そこからグラスに注がれる。このグラスはゲリップテスと呼ばれ、菱形のような筋が彫られている。ゲリップテスには蓋が付いてくる。コースターを蓋の代わりに使っているように見えるが、れっきとした蓋である。庭など、木陰のテーブルで飲むときは、上から花や葉が落ちてくるとか。特にマロニエの花が咲くときは要注意とのこと。

常連客のおばちゃまたちと飲みましょう!

地元の人の話には面白い話が隠されている。英語を話せる人もいるのでトライしてみては? 地元の人の話には面白い話が隠されている。英語を話せる人もいるのでトライしてみては?

夕方からはバンドが入る店もあって盛り上がるので、夕食を兼ねて出かけて行こう。気に入った店を自分で探す楽しみもあるが、19世紀末からずっとリンゴ酒を作り続けている「ツーム・ゲマールテン・ハウス」はオススメ居酒屋の一つ。中庭の壁にメルヘン的なフレスコ画が描かれており、良い雰囲気である。可愛らしいフレスコ画のせいか、この店には女性客が多い。同じテーブルに座っていたおばちゃまたちは、月に一度はこの店に来るという。「木の下で飲むときはこうして蓋をするのよ。でないと虫が落ちてくるわよ!」と、見本を示してくれた。地元の人とすぐ仲良くなれるザクセンハウゼンである。

【関連情報】

■ Zum Gemalten Haus ツーム・ゲマールテン・ハウス
住所:Schweizer Strasse 67, 60594 Frankfurt am Main
電話:(+49)69 61 45 59
営業時間:10:00〜24:00
定休日:月曜日

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2008/05/08)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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