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海外現地発ガイド通信

ゆっくり散策したいゲーテ街道の街 フルダ


掲載日:2012/06/23 テーマ:観光地・名所 行き先: ドイツ / フランクフルト

タグ: 街歩き 教会 素晴らしい


ゲーテ街道の町、フルダ

中心部の南にゲーテが常宿にしていたゴールデナー・カルプフェンGoldener Karpfen(黄金の鯉)がある 中心部の南にゲーテが常宿にしていたゴールデナー・カルプフェンGoldener Karpfen(黄金の鯉)がある

各駅から特急に、あるいは特急から各駅に乗り換えるとき、しばしばフルダで電車を降りる。駅名は知っていたしホームに下りたことは何度もあるが、駅を出たのは初めてだった。まず、駅前から真っ直ぐに延びる立派な大通りに驚いた。中心部は駅から近く、大きな宮殿や大聖堂が聳えている。古い建物が並ぶショッピング通りでは路上に張り出したレストランやカフェに人々が座って寛いでいる。ここはゲーテ街道Goethe-Strasseの町だ。ゲーテは人生の後半に住んでいたヴァイマールから生まれ故郷のフランクフルトへ帰るとき、中間地点にあるフルダで一泊した。彼が必ず泊った宿は今も当時のままでゲーテ街道を訪れる人々を温かく迎えてくれる。

宗教の町として知られる町

聖ボニファティウスが眠る巨大な大聖堂Dom 聖ボニファティウスが眠る巨大な大聖堂Dom

ヨーロッパでフルダは古くから宗教の町として知られていた。8世紀、後に聖人となったイギリス人司教ボニファティウスがキリスト教布教のためドイツへ赴く。彼はフルダにベネディクト派の修道院を建て、修道僧を育てて布教活動を行った。しかし彼は宣教中にオランダで殺害され、遺体は遺言によりフルダへ運ばれて埋葬された。これによってフルダは巡礼地となり、多くのキリスト教徒たちが訪れるようになった。17世紀後半、フルダは大司教の堅実な政治と財政によって大いに発展を遂げる。聖ボニファティウスが埋葬されている大聖堂Domは18世紀初頭、時のバロック建築の巨匠ヨハン・ディーツェンフォーファーによって今日の華麗な姿に変えられた。

オランジェリーで一休み

城庭園とオランジェリー 城庭園とオランジェリー

司教の館だったフルダ城はバロック様式の煌びやかな館。現在は公開されてフレスコ天井画のある宴会の間や磁器コレクションなどを見学することができる。ザルツブルクやヴュルツブルク、バンベルクなどのようにフルダでも司教が領主として君臨していたので、お坊さんといえども館は王侯貴族の城と同じ。館の北側には城庭園があり、東側には緑地帯が広がっている。誰でも通り抜けることのできる市民公園だ。城庭園には館と向かい合うようにオランジェリーが建っている。オランジェリーとは温室のこと。もともとはオレンジを栽培するためのものなので採光を考慮して建てられている。今日ではレストラン&カフェとなって内部の装飾も美しい。

ゆっくり堪能したい美しい町並み

町の中には四季折々の花が咲き乱れている 町の中には四季折々の花が咲き乱れている

フルダは町並みも整っている。18世紀に多くの市民の家がバロック様式で建てられ、今もそのまま残されている。立派な館の裏手には手入れの良い庭がある。四季を通じて花を咲かせる庭は市民に開放され、そこで出会った町の人々が立ち話をしている。フランクフルトからドレスデンやベルリンのドイツ東部、あるいはブレーメン、ハンブルクなどのドイツ北部へ向かうとき必ず通るフルダ。ドイツ新幹線も停まる。何度も乗り換えていたフルダとは、こんなに美しい町だったのか、と意外だった。宗教都市らしく町の中で尼僧に出会うこともしばしば。是非、途中下車して町を散策してみよう。あるいはゲーテのようにここで一泊するのもお薦めだ。

【関連情報】

フルダには女子修道院もあるので尼僧に出会うこともある フルダには女子修道院もあるので尼僧に出会うこともある

データ:
アクセス
フランクフルトから各駅で1時間22分、ICE特急で56分


フルダ城
Stadtschloss
開館:毎日 10:00〜18:00 ( 金曜は14:00〜18:00 )
入館料:3ユーロ


大聖堂
Dom
開館:月曜〜金曜 10:00〜18:00、 土曜 10:00〜15:00、 日曜祭日 13:00〜18:00
   礼拝の時は見学不可

ロマンティックホテル&レストラン ゴールデナー・カルプフェン
Romantik-Hotel-Restaurant goldener karpfen
住所:Simpliziusbrunnen 1
電話:(0661)86-800
ファクス:(0661)86-801-00
e-Mail: info@hotel-goldener-karpfen.de
www.hotel-goldener-karpfen.de

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2012/06/23)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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