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海外現地発ガイド通信

ヴィースバーデンのクリスマスマーケット


掲載日:2019/10/20 テーマ:祭り・イベント 行き先: ドイツ / フランクフルト

タグ: イベント クリスマス 夜景


ヘッセン州の州都ヴィースバーデン

クーアハウスのロビーに飾られたポインセチアのクリスマスツリー クーアハウスのロビーに飾られたポインセチアのクリスマスツリー

ドイツのクリスマスマーケット巡りは、日本からの直行便があるフランクフルトあたりから始めることが多いのではないだろうか。その場合は是非、中央駅から郊外電車で40分ほどのWiesbaden ヴィースバーデンへも寄って見たい。フランクフルト国際空港からは特急で30分ほどなので、ドイツに着いた最初の宿をヴィースバーデンにするのも良いかもしれない。有名な観光街道に含まれていないため余り目立たないが、実はヘッセン州の州都はフランクフルトではなくヴィースバーデンなのである。行って見ると「こんなに素敵な町があったのか!」と驚いてしまうほどだ。日本から着いたその日の夜にクリスマスマーケットへ出かけ、翌日は午前中に旧市街を散策し、午後から次の町へ移動するのが効率良い観光の仕方だ。昼間のヴィースバーデンは、立派な建物や美しい公園が街の中にあり、今度はもっとゆっくり泊まりたいね、と、思うほど見どころがある。

マーケットの開場は他の都市より少し早い

花びらのような照明はシュテルンシュヌッペンマルクトのシンボル 花びらのような照明はシュテルンシュヌッペンマルクトのシンボル

ドイツのクリスマスマーケットは大体どこでも11月最後の土曜日から始まり、前日の金曜日の夜にマーケットの開場宣言が行われる。そして24日のお昼頃まで、大都市では年内まで開かれている所もある。ヴィースバーデンでは2〜3日早く開場し、クリスマス前の23日に終わる。開場式では州知事の挨拶があり、市長が開場宣言をする。開場式の夜は毎年5000人近くがマーケットを訪れるという。ドイツのクリスマスマーケットには、その町特有の名前が付いている所もあり、ヴィースバーデンではSternschnuppenmarkt シュテルンシュヌッペンマルクトと呼ばれている。星の香り、とでも言うのか、会場の花びらのようなデコレーションには無数の星が散らばっている。会場となるのは主にヘッセン州議事堂前広場とマルクト教会前広場で、ここに約130軒の小屋が並ぶ。そのうちの22軒がソーセージや石窯ピッツァなど、温かい食べ物を提供する小屋だ。議会堂前広場には舞台も設けられ、昼間から演奏や小さな劇が行われている。

観光客よりも地元の人たちが思う存分楽しんでいる

天使やサンタクロースのオーナメントを売っている小屋 天使やサンタクロースのオーナメントを売っている小屋

他の大都市に比べたらこぢんまりとしているマーケットだが、会場全体になんとなく上品な雰囲気がある。子供騙しの安ピカものは一切なく、個人で出店している様な手作り品を並べてる屋台が多い。外国人観光客の姿は見かけず、他のドイツの町から来た人も少なそうで、殆どが地元の人たちだ。州議会堂前広場からマルクト教会前広場を抜けてクーアパーク(保養公園)の方へ行ってみよう。この辺りは大変美しいエリアでヴィースバーデンの観光目玉になっているため、明るい昼間に訪れることをお薦めしたい。立派なクーアハウス(保養の館)にはレストランもあり、誰でも入ることができる。吹き抜けの大きなロビーに入って驚くのは、真っ赤な大クリスマスツリー!ポインセチアの鉢をピラミッドのように置いて演出している。このアートのようなデコレーションは毎年恒例のため、市民は皆これを眺めにやってくる。

19世紀末の街並みが今も残る高級温泉保養地

真冬のクーアハウスは天気が良いと、こんなに美しい( 写真提供 copy:Wiesbaden Marketing GmbH ) 真冬のクーアハウスは天気が良いと、こんなに美しい( 写真提供 copy:Wiesbaden Marketing GmbH )

ヴィースバーデン Wiesbaenは名前から想像が付くようにBad(温泉)の町だ。古くからヨーロッパで知られる高級温泉保養地であったため、ドストエフスキーを始め、ゲーテ、ヴァーグナー、ブラームスといった有名な作家や音楽家、そして政治家や王侯貴族が好んでこの町を訪れた。オーストリア皇妃、シシィの名で親しまれているエリザベートもここを何度も訪れている。第二次世界大戦ではドイツの美しい都市が軒並み空爆で徹底的に破壊されたのに対し、ヴィースバーデンは3割程度の破壊で済んだ。中心部には19世紀半ばから20世紀前半にかけ建てられたネオ・バロック様式やユーゲントシュティール(アール・ヌーヴォー)様式の建物がそのまま保存され、現在も使われている。高級感に溢れる街並みの見学も忘れてならない。ヴィースバーデンはクリスマスマーケットが開かれる冬場も雰囲気あるが、季節の良い時期にもう一度来たい、と思わせるような、そんな美しい街である。

データ

提灯のように見える個性的なライトを売っている屋台 提灯のように見える個性的なライトを売っている屋台

2019年のシュテルンシュヌッペンマルクト
Sternschnuppenmarkt

開催期間:
11月27日の夕方から12月23日まで
マーケットのオープン時間:
 月曜から木曜は 10:30 〜 21:00
 金曜と土曜は  10:30 〜 21:30
 日曜は     12:00 〜 21:00

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2019/10/20)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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