ヨーロッパの王侯貴族が訪れていた保養地

ドイツ南部にある、ヨーロッパ有数の温泉地バーデンバーデン。温泉の歴史はローマ時代にさかのぼるほど古く、19世紀にはヨーロッパ諸国の王族や貴族が保養のためにこの地を訪れていました。また、ブラームスやシューマン、ヨハン・シュトラウスなどの音楽家も多く滞在したことでも知られています。保養地なので、今もここへ来た人は数週間滞在するのが一般的です。そのためホテルやレストランだけでなく、滞在客が飽きないようにカジノ、劇場、美術館などの施設も数多くあるんですよ。

世界の温泉特集「ドイツ有数の温泉地 バーデンバーデン」へ! 行き方・楽しみ方、虎の巻 世界の温泉特集「ドイツ有数の温泉地 バーデンバーデン」へ! 行き方・楽しみ方、虎の巻

まずは広い温泉プールがある「カラカラ浴場」へ

バーデンバーデンの有名な浴場は2つあります。気軽に利用できるのは「カラカラ浴場」で、屋内と屋外合わせて7つの温水プールがあります。ここは水着着用で、温度の異なる温泉プールにつかりましょう。オープンは通常8:00〜22:00(入場は20:00まで)で、入場料は2時間で16ユーロ(約2000円)、3時間で19ユーロ(約2300円)。サウナも利用できます。湯温は低いです。レンタルタオル(6ユーロ)や水着の販売もしているので、ふらりと訪れても大丈夫ですよ。
カラカラ浴場公式ページwww.carasana.de/en/caracalla-spa/home/

水着は必要ない屋内の「フリードリヒス浴場」

カラカラ浴場の隣にあるのが、1877年に完成したという豪華な「フリードリヒス浴場」です。ここは日本式に全裸で入る浴場です。まずはシャワーを浴びてきれいにした後、1〜16の番号順に様々な温度の浴室を最大3時間かけて順番に回っていきます。最後は休憩室のベッドでスタッフが全身を毛布で包んでくれ、30分ほど仮眠します。オープンは9:00〜22:00(入場は20:00まで)で、入場料はタイプによって違い、「ベーシック」が3時間で25ユーロ(約3000円)、ブラシマッサージ付きの「ウェルネス」が3時間半で37ユーロ(約4500円)、これにクリームマッサージが加わった「ラグジュアリー」が49ユーロ(約6000円)となっています。男女別浴と混浴の曜日が分かれているので注意。この建物は左右対称になっており、それぞれに男女が分かれる日と全館混浴という日があるようです。つまり全館女性のみの日があるというわけではありません。多くの日本人にとっては、男女混浴はちょっと恥ずかしいですよね。混浴の日は、向こうは夫婦やカップルで来る人が多いようです。ただし大浴場は、別浴の日でも毎日混浴です。
フリードリヒス浴場公式ページwww.carasana.de/en/friedrichsbad/home

バーデンバーデンへの行き方

バーデンバーデンへ行くには、まず日本からフランクフルトを目指しましょう。そこからICE(インターシティエクスプレス)で、所要約1時間半。鉄道駅から町の中心までは5kmほど離れています。バスに乗ってレオポルド広場で下車すればいいでしょう。フランクフルトから日帰りも可能ですが、できれば数日滞在し、温泉や美術館巡り、そして夜はカジノを楽しんでみるのもおすすめです。クアハウスには「ドイツでもっとも美しい」と言われるカジノがあるので、フォーマルな格好でキメて行きましょう!