安く、便利な「鉄道の旅」の味方レイルパス

ヨーロッパの国々は陸つなぎ、陸の移動で周遊旅行ができます。飛行機で移動時間を短縮する方法もありますが、国ごとに移りゆく風景を楽しみながらの鉄道の旅行も楽しいものです。そんな旅の味方が、レイルパスとよばれる電車チケット。これを持っていれば、切符売り場に並んで毎回切符を買う手間がなくなります。各国ごと、隣国との2カ国タイプ、欧州24カ国に対応タイプなど種類があります。行きたい国、都市、期間に応じて、自分の旅に合うレイルパスを探してみませんか。外国人旅行者向けのパスなので、現地での購入は少し面倒のため、日本からの購入をお勧めします。

レイルパスを使って東から西へ。鉄道で旅するヨーロッパ レイルパスを使って東から西へ。鉄道で旅するヨーロッパ

旅行のプランに合わせて、最適なパスを探そう

例えば、フランスとスペインを周遊したいとき、2カ国レイルパスを使います。20日間のうち、選んだ5日間に使用できるものを購入。始めに、現地で使用開始の印(バリッド)をしてもらいます。町に滞在してゆっくりが好きな方は、フレキシータイプの方が利用しやすいと思います。まずは、パリからレンヌまで利用してモンサンミッシェルを日帰り。その後、パリから地中海ニースの町へ。そこからスペイン バルセロナまで。次は寝台で南スペインまで利用し、最後は首都マドリードまで行く。と、計5日間の利用で、2カ国の離れた都市を回ることができます。

長距離列車をホテル替わりに使うと、お得

ドイツのケルンからスイスのベルンまで乗車したときのこと。ベットを予約しその料金を払えば、レイルパスは寝台列車にも使えました。夜23時に乗ると、同室の人は既に睡眠中、まるでユースホステルのドミトリー部屋のよう。最安値の6人部屋なので、仕方ありません。静かに自分のベットを用意し、就寝。目が覚めたらときにはもうスイスで、パスポートコントロールの職員が部屋に来ました。おかげで寝過ごさずに下車することができたのですが。もちろん同車両には豪華なダブルルームもありますので、ご予算に合わせてホテル代わりに寝台を利用できます。

気軽に途中下車できる、鉄道の旅

やはり、レイルパスの醍醐味は、3ヶ月間使ってヨーロッパ24カ国を周遊する旅でしょうか。私もいつか、そんな旅がしてみたいものです。およそ1カ国を3、4日間の滞在で周る計算です。ハードスケジュールのようですが、小さな国もあるので行けそうです。また鉄道の旅は、気が向いたら途中の駅での下車も簡単です。飛行機移動ではできない、車窓から眺めていた町並みに魅かれて、予定外の町へ降り立つことができるのも、メリット。連日タイプを使えば、思い立ちで下車しても日数を気にしなくてすみます。レイルパスを使って、気軽に途中下車の旅をしてみませんか。