北ドイツで奥歯に異変が・・・・・・。ピンチ!

海外旅行保険には、いろいろな補償が付いていますが、歯の治療に関しては、ほとんどの保険は対象外になっています。ところが、私はよりによって、外国で歯が痛くなってしまったのでした。語学の短期留学のため、北ドイツの都市にいたときのことです。あと1週間で帰国というタイミングで、奥歯に異変が……。帰国まで、ガマンしようとも思ったのですが、痛みは増すばかり。そこで、歯の治療は補償の対象外だと知りつつも、保険会社のアシスタンスデスクに電話をし、歯医者の予約をしてもらいました。

ドイツの歯医者さんで親知らずを抜いた私 ドイツの歯医者さんで親知らずを抜いた私

マッヘン ツー! (口を閉じて!)

予約してもらった歯医者は、女医さんとアシスタントの女性だけの小さなクリニックでした。女医さんは、私の奥歯を覗き込んで「この歯は、壊れちゃてる」と、私のぼろぼろの親知らずは抜かれることになりました。口をあけて、閉じて、などという指示や、その他の説明はドイツ語でした。このときほど、ドイツ語を勉強していてよかったと思ったことはありません。麻酔が打たれ、アシスタントの女性が私の頭をぐっと押さえ、女医さんが渾身の力で私の親知らずを抜きました。

吸血鬼ドラキュラが鏡の中に

歯を抜いたあとは、脱脂綿をつめておしまい。痛み止めの処方も何もありません。そのまま宿舎に帰ったのですが、洗面所で鏡を見てびっくり。私の口の端から、たらりと血が流れていたのです。麻酔がかかっているので、血がたれていることに気づかず、路面電車に乗っていたのでした。そして、麻酔がきいているうちはよかったのですが、そのうち抜いたところが痛くなってきました。痛み止めは、処方箋なしでも買えるものがあるので、それを飲みました。

以外と名医だったことを知る

帰国してから、まっさきに行き付けの歯科医院に行きました。日本の歯医者さんは、私の話をきいて、笑いつつも、チェックしてくれました。化膿もしていないし、まったく問題ないとのこと。保険なしでも、治療費は100ユーロかからず良心的で、あの女医さんは以外と名医だったのでした。