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海外現地発ガイド通信

ライプツィヒに残る古いパサージュと中庭の抜け道ホーフ


掲載日:2014/10/10 テーマ:観光地・名所 行き先: ドイツ / ライプチヒ

タグ: レストラン 一度は行きたい 街歩き


レトロなパッサージュが最も多い町ライプツィヒ

アウアーバッハス・ケラーがあるメドラー・パサージュ アウアーバッハス・ケラーがあるメドラー・パサージュ

パサージュとは18世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパ各地で流行った抜け道のこと。建物の中を通っていく道で、屋根をガラスで覆い、光を採り入れている。ヨーロッパの都市には今も当時の姿を留めた美しいパサージュが残り、観光名物になっている。ここライプツィヒは古くから商業の町として栄えていた。市壁で取り囲まれていた旧市街はマルクト広場を中心に半径およそ500〜600mとさほど大きな町ではなかったが、この中に何十軒というパサージュが造られていた。建物の中庭を通って行く抜け道はホーフと呼ばれ、ライプツィヒには今日このパサージュとホーフが大小合わせて30軒ほど保存されている。1つの町でこれほど多くの古いパサージュが残っているのは珍しく、ドイツでは最多だ。

文豪ゲーテ縁のレストランがあるメドラー・パッサージュ

かつて毛皮取引所だったシュペックス・ホーフ かつて毛皮取引所だったシュペックス・ホーフ

最も有名なのはメドラー・パサージュ。ライプツィヒに留学していた若きゲーテは、学業そっちのけで居酒屋に通い詰めた。そのアウアーバッハス・ケラーがここの地下にあり、現在はレストランになっている。メドラー・パサージュは3本の道が交差する。それらが出会う所にマイセン磁器で作られたカリヨンが設置されている。この建物はかつて陶磁器の取引所だった。その名残を伝えるかのように鐘は正時ごとに美しい音を奏でている。パサージュを西側に抜けるとペータース通りに出る。すぐ左(南)へ行くとペータースホーフとメッセホーフがある。この2つのパサージュは市民の利用が多く、日常品を販売する庶民的な店が並んでいる。

シュペックス・ホーフとハンザハウスの2つが繋がったパサージュ

淡いグリーンのタイルで覆われたハンザハウスの吹き抜けホール 淡いグリーンのタイルで覆われたハンザハウスの吹き抜けホール

ライプツィヒはかつて毛皮の取引が盛んでマルクト広場の東側、中央駅からニコライ教会に至る間には毛皮の取引所が並んでいた。その館の1つ、シュペックス・ホーフは近年修復されて内部がモダンになった。洗練されたショップが多く、たくさんの観光客が訪れる。中ほどの吹き抜け部分には新たにタイル壁画が施され、毛皮商人などが描かれている。この館は隣のハンザハウスと繋がっており、抜けて行くと賑やかなグリムマイシェ通りに出る。出口近くの吹き抜けホールはタイル装飾が美しい。ホールの中央に噴水があり、濡れた指で淵を擦ると音が出るので「響きの泉」と呼ばれている。

裕福なライプツィヒ商人バルテルの館だったバルテルス・ホーフ

レストランのテーブルが張り出しているバルテルス・ホーフ レストランのテーブルが張り出しているバルテルス・ホーフ

建物の間を抜けて行くのはマルクト広場の西側にあるバルテルス・ホーフ。1750年に建てられた商人の館で、美しい中庭がある。マルクト広場側から入って行くと建物の間に細い路地があり、美しい小さな中庭に出る。今日ではレストランで囲まれているが、かつては荷上げの場所だった。商取引の荷物を馬車で運び、建物最上階の倉庫に滑車で吊り上げた。今でも軒下に滑車が付いている。中庭を抜けるとクライネ・フライシャーガッセで、すぐ左手に古いコーヒー店カフェ・バウムがある。ライプツィヒはバッハを始めシューマンやメンデルスゾーンなど多くの音楽家が活躍した音楽の町。彼らが集ったのがこのカフェ・バウムだった。

データ

ペーター通りのメッセホーフ ペーター通りのメッセホーフ

メドラー・パサージュMadler Passage  住所:Grimmaische Str. 2-4

シュペックス・ホーフSpeck’s Hof  住所:Reichstr. 4

ハンザハウスHansahaus  住所:Grimmaische Str. 15

バルテルス・ホーフBarthels Hof  住所:Hainstr. 1

メッセホーフ Messehof   住所:Peterstrasse 15 / Neumarkt 16

ペータースホーフPetershof  住所:Petersstrasse 20

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2014/10/10)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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