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海外現地発ガイド通信

見て、聴いて、触って楽しむライプツィヒ「グラッシィ楽器博物館」 5000点の楽器を通して知る音楽文化


音楽の首都ライプツィヒ

見たこともない楽器が豊富に展示されている 見たこともない楽器が豊富に展示されている

ライプツィヒは、バッハやシューマンゆかりの街として知られる音楽ファン憧れの地。かつてこの街で活躍した音楽家の史跡や演奏会をした舞台、それらの業績を紹介する博物館など、市内を散策するとあちこちで音楽軌跡と音楽文化に接することが出来ます。

ライプツィヒで生まれたワーグナーが音楽教育を受けたニコライ学校、トーマス教会の音楽監督として活動したバッハにちなんだバッハ音楽祭、同教会少年合唱団コーラスなど、この街ならではの体感スポットも豊富です。

現在博物館として公開中のシューマンが4年間新婚時代を過ごした旧宅、ゲヴァントハウス管弦楽団の楽長、そしテライプツィヒにドイツ初の音楽大学を創設したメンデルスゾーンの旧邸宅などでは、定期的に音楽会が催されており、人気を博しています。

3つの博物館から成る「グラッシィ博物館」

グラッシイ博物館正面玄関 グラッシイ博物館正面玄関

中心街のライプツィヒオペラ座とゲヴァンドコンサートホールのあるアウグストゥス広場から東へ向かって10分ほど歩くとゲラッシィ博物館が見えてきます。館内は、「楽器博物館」 「工芸美術館」 「文化人類学博物館」と3つのミュージアムに分かれています。

入ってすぐ右側にあるのがドイツ最大規模を誇るライプツィヒ大学付属の楽器博物館です。今回は家族で楽しめるこの博物館を紹介します。

ここでは13 のセクションに沿って音楽史と音楽文化コレクションが展示されています。欧州を中心に16世紀から現代までの500年に渡る歴史を知る楽器がなんと約5000点も収蔵されています。

コレクションにはアジア・アフリカ・アメリカの珍しい楽器も300点ほどありますが、なかでも見逃せないのは、現存世界最古のクラヴィコードと原型のまま残されている世界で3台しか残っていないというピアノの1台、クルストフォリが製作した作品です。

見て、聴いて、触って楽しむ音楽文化

館内のコンサートホールにて 館内のコンサートホールにて

見て、聴いて、触って音楽文化を知るこの博物館では音楽をテーマとした様々な体験ができます。

楽器展示の他、コンサートも定期的に開催されています。また子供向けの朗読会や楽器を知るイベントや音楽にちなんだ劇も行われています。

音響実験室では木材や楽器の響きを聴き、音楽に親しみながら学ぶコーナーがあります。ここは音楽教師と共に来館する生徒や遠方からやってくるグループに好評です。直接楽器に触れて演奏を楽しむこともできるコーナーもあるので、子供も飽きることなく楽しめます。

またグリッシィ博物館の中庭を進んだ奥には、かつて市の中央墓地であった旧ヨハニス墓地が広がります。古代遺跡のような雰囲気を持つ緑濃いその敷地には、ライプツィヒ出身の作曲家リヒャルト・ワーグナーの母ヨハナと姉ロザリー、彼の師事したトーマス教会音楽監督テオドール・ヴァインリヒらの墓碑もあります。

ワイマール共和国時代アールデコ様式の優美な建物

博物館から正面玄関を臨む。パイナップル型の塔がユニーク 博物館から正面玄関を臨む。パイナップル型の塔がユニーク

グラッシィ博物館は、実業家フランツ・ドミニク・グラッシィ氏が1880年に亡くなった後、ライプツィヒに寄付した2億マルクで建てられ、彼の名前が付けられたそうです。

1892年、現在のウィルヘルム・ロイシュナー広場に第一期のグラッシィ博物館が建てられ、その後、拡張のため1925年に現在の場所に第2期となる建物が建設され、1929年5月30日にオープンしました。

建築設計コンペを勝ち抜いて実現された案は、建築家ヒューベルトリッターの設計によるワイマール共和国時代の優美なアールデコ様式。今ではドイツ国内のミュージアム建築の中でも大変貴重な建築物です。

ちなみに現在の楽器博物館の始まりは、1886年にオランダ人出版者パウル・デ・ヴィットが自ら演奏を聴かせるための古楽器館を開設したことにさかのぼります。

楽器博物館は、音楽の専門知識がなくても充分楽しめます。時間の余裕をもって、是非訪問したいスポットです。

インフォメーション

ショーケースに保管されている古楽器も見逃せない ショーケースに保管されている古楽器も見逃せない

グラッシィ楽器博物館(Grassi Museum fuer Musikinstrumente)
www.grassimuseum.de 

住所・Johannisplatz 5-11, 04103Leipzig
開館時間・火〜日曜10:00〜18:00 月曜休館
入館料・一般5ユーロ、16歳以下無料
毎月第1水曜は無料開館

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2019/04/18)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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