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ドイツ・ミュンヘン・サッカー観戦の現地ガイド記事
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海外現地発ガイド通信

ドイツでありながら独立国のような都市・ミュンヘンで強豪・バイエルンを見る!


掲載日:2007/11/02 テーマ:サッカー観戦 行き先: ドイツ / ミュンヘン

タグ: サッカー スタジアム


ドイツサッカーといえば、バイエルン・ミュンヘンを置いてほかにない

ミュンヘンを代表する名所・新市庁舎 ミュンヘンを代表する名所・新市庁舎

今、日本のサッカーファンにとって「ドイツサッカー」といえば、アイントラハ・フランクフルトの高原直泰と稲本潤一だろう。が、世界的にはバイエルン・ミュンヘンの方が圧倒的に有名である。過去に何度も欧州王者に輝き、ベッケンバウアーやマテウス、カーンら名選手を輩出したこのクラブを知らずして、大国・ドイツは語れない。
そのミュンヘンだが、バイエルン州(Bayern、ドイツ語読みはバイアン)の州都。人口127万人の大都市はシーメンスやBMWの本拠地としても知られる。この地域では早くから「自由主義」思想が広まり、人々は誇り高い。「彼らはベルリンよりウイーンに対抗意識を燃やしている。そのうちドイツから独立するのでは?」と外の人間からも皮肉交じりに言われるほどだ。確かに町を歩いていても、フランクフルトやケルン、ベルリンなど北部の都市とは雰囲気が違う。仕掛け時計を持つ新市庁舎(Neues Rathaus)あたりの中心部も、イタリアやオーストリアに近い華やかさと優雅さが感じられる。

地域の人々の選民意識を満足させるバイエルン。今季は首位を独走中

Uバーン6号線の「フレットマニング(Frottmaning)」駅。ここの正面にアリアンツ・アレナがある Uバーン6号線の「フレットマニング(Frottmaning)」駅。ここの正面にアリアンツ・アレナがある

その「選民意識」はサッカーでも同じ。バイエルン・ミュンヘンは「自由共和国・バイエルン」の誇りだ。バイエルン出身のローマ教皇・ベネディクト16世もこのクラブのファンだというから、存在感の大きさが分かる。
だが、このバイエルンが昨季はブンデスリーガ優勝を逃し、UEFAチャンピオンズリーグ出場権も獲れなかった。今季はドイツ代表FWクローゼやイタリア代表FWトニ、フランス代表MFリべリーらを大量補強し、巻き返しを図っている。ブンデスリーガではダントツ首位を走っているが、支持者たちはまだまだ満足していないはずだ。
そんなバイエルンだが、試合を見るのはそう難しくない。ドイツでは代表戦や熱狂的なファンを持つシャルケ04やボルシア・ドルトムントなどの試合を除き、スタジアムが超満員になることが少ないからだ。普通のゲームなら当日券は入手できる。そのあたりがプレミアリーグやバルセロナ、レアル・マドリッドとの違いだろう。

本拠地はオリンピア・シュタディオンからアリアンツ・アレナへ

半透明の特殊フィルムで覆われた繭のような形をしているアリアンツ・アレナ 半透明の特殊フィルムで覆われた繭のような形をしているアリアンツ・アレナ

バイエルンのホームスタジアムは、2005年からアリアンツ・アレナに変わった。それまでは1972年ミュンヘンオリンピックのメイン会場として建設された「ミュンヘン・オリンピア・シュタディオン」が使われていた。こちらは6万9000人収容の巨大な陸上競技場で、74年西ドイツワールドカップ決勝などが行われた歴史的遺産だ。が、やはり老朽化が著しかった。さらに2006年ドイツワールドカップ開催に向け新たなスタジアムがほしいという事情もあり、約370億円を投じてアリアンツ・アレナが建設されたのだ。
一見して驚くのが、繭のようなドーム型の外観。これは半透明の特殊フィルムで覆われているという。バイエルンのホームゲームの時は、彼らのチームカラーの赤でライトアップされる。残念ながら私自身はドイツワールドカップの際の白い外観しか見たことがないのだが、景観は非常に幻想的なようだ。
最寄り駅はUバーン6号線の「フレットマニング(Frottmaning)」。この駅からアリアンツ・アレナ全体が一望できる。オリンピア・シュタディオン時代は最寄駅から15分近く歩かなければいけなかっただけに、今のアクセスの便利さは大きな魅力だろう。

ドイツ人の列車の乗り方に要注意。それでもスタジアムの臨場感は最高!

スタンドとピッチは手に取るように近い(ここまでは2006年ドイツワールドカップ時に撮影) スタンドとピッチは手に取るように近い(ここまでは2006年ドイツワールドカップ時に撮影)

ドイツワールドカップ開幕戦のドイツ対コスタリカ戦の時、駅は大変な盛り上がりを見せていた。新市庁舎前で盛り上がるドイツ人サポーターの様子を取材してからUバーンに乗ってスタジアムに向かったのだが、列車内も込んでいた。が、ドイツ人は日本の満員電車のような乗り方をしない。奥の方はスペースがあるのに、ドア付近が混雑しているだけで、待っている人は乗れないのだ。私も強引に突破しようとして、入り口付近の人に跳ね返されてしまった。
そんな厳しさを味わいながらもスタジアムに到着し、中に入ってみると、圧倒的な臨場感に驚き、嫌な気分が吹っ飛んでしまった。6万を超える巨大スタジアムなのに、スタンドとピッチが物凄く近い。メインスタンドの前方に座ったせいか、選手たちや監督の一挙手一投足が手に取るように分かった。これだけ見やすく、サッカーそのものを楽しめるスタジアムはなかなかない。バイエルンのスター選手たちの球際の激しさと体を張ったプレー、ハイレベルな技術を堪能するなら、アリアンツ・アレナがベストだ。次は私もバイエルンのゲームをここで見たいと実感した。

以前のホームだったミュンヘン・オリンピア・シュタディオン(2001年撮影) 以前のホームだったミュンヘン・オリンピア・シュタディオン(2001年撮影)

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2007/11/02)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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