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海外現地発ガイド通信

寒い冬をぶち壊す、冬最大のお祭り ファッシングとカーニバル


掲載日:2007/12/25 テーマ:祭り・イベント 行き先: ドイツ / ミュンヘン

タグ: おもしろい イベント グルメ


ドイツが急に温度を上げる謝肉祭

寒い町もパッと明るくなる謝肉祭の時期。小さな町でも行われる 寒い町もパッと明るくなる謝肉祭の時期。小さな町でも行われる

クリスマス、大晦日と華やかな行事を終えたドイツでは、いよいよ寒さも本格化し、静まりかえった町を人々は足早に通り過ぎていく。そんな冬をぶち壊すかのように行われる大イベントがある。それはカーニバル(謝肉祭)。南ドイツではこれを「ファッシング」と呼び、ライン河畔では「カーニバル」と呼んでいる。ドイツの中でファッシングやカーニバルが有名な地域はミュンヘン、シュヴァルツヴァルト、そしてケルンである。

灰の水曜日とは

歌や踊りで観客を魅了するファッシングのパレード。自然と自分の体もリズムに乗ってしまう 歌や踊りで観客を魅了するファッシングのパレード。自然と自分の体もリズムに乗ってしまう

キリストが復活する日から46日前を「灰の水曜日」と言い、その前の数日間、人々は狂ったようにはしゃぎまわる。元々、灰の水曜日から復活祭までの日々はキリストのことを想って慎ましやかに過ごさなければならない習慣があり、そのためにその前に出来るだけ馬鹿騒ぎをしておこう、というのがカーニバルだ。カーニバルが盛大に行われる地域はカトリックの町であることが多い。そして謹慎期間が終わる頃に春がやってきて、キリストの復活を祝うイースターが訪れる。ちなみに今年の灰の水曜日は2月6日である。

ミュンヘンのファッシングへ行ってみよう

噂の魚の泉。この時期の寒さを考えれば、平常心でこの泉に入る勇気はあるだろうか…? 噂の魚の泉。この時期の寒さを考えれば、平常心でこの泉に入る勇気はあるだろうか…?

カーニバルがいつ行われるかは、その年によって異なる。それは復活祭が移動祝日であり、そこから逆算するためだ。ドイツで年明け早くにカーニバルが始まる町は、ミュンヘンだ。ミュンヘンは南ドイツなので、カーニバルではなくファッシングと呼んでいる。今年のミュンヘンのファッシングは1月6日から2月6日まで。1月27日の11:00からは、ファッシングツークと呼ばれるパレードが行われる。グループごとに仮装のテーマがあり、歌やダンスを交えながら賑やかに通り過ぎていく。また、ミュンヘンの市庁舎がある広場(マリア広場)に魚の泉と呼ばれる泉があり、ファッシングのときは多くの若者がこの泉に入る。元々は、肉屋で修行をしている弟子を一人前にするために、ファッシングの前にこの泉に弟子を入れるという伝統があり、このことから今でも泉に入る者が出てくるのだろう。特に灰の水曜日の前に朝まで飲んだくれた集団が、頭を冷やすために利用されることが多いとか。ファッシングの時期は、普段厳格とされるドイツ人も「何をしても許される」といった雰囲気でやりたい放題だ。

最低一個は食べておきたい クラプフェン

ファッシングツークの時間は道端が人であふれる。早めに場所を取っておこう ファッシングツークの時間は道端が人であふれる。早めに場所を取っておこう

ファッシングの時期にどこのパン屋さんでも売られるのがクラプフェンと呼ばれる揚げパン。ドーナツのような生地の中に、ジャムが詰められている。日本の餡ドーナツの餡がジャムに代わったようなイメージで、日本人にも馴染みのある味。この時期は町の至るところでパーティーが行われており、オープンな会場だったらちょこっと入って様子を伺うことも出来る。派手な仮装はできなくても、顔にペインティングくらいはしたいもの。スーパーやデパートで3ユーロ程で売られているペイント道具で面白い顔に変身してみては?ちなみに、どこの国でもあるいたずらだが、先ほどのクラプフェンのジャムをマスタードに入れ替えたいたずらパンもあるそうだ。もし愉快なドイツ人に無意味にクラプフェンを勧められたら、ちょっと疑って食べてみよう。

【関連情報】

今年のミュンヘンのファッシング:1月6日から2月6日まで。
1月27日 11:00〜 ファッシングツーク(パレード)

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2007/12/25)
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※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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