page top

出発エリアをに変更しました。

海外旅行の検索・比較サイト|エイビーロード
AB-ROAD
ドイツ・ミュンヘン・観光地・名所の現地ガイド記事
RSS

海外現地発ガイド通信

復活祭が近づく街角 洗練された飾り付けのミュンヘン


掲載日:2008/02/18 テーマ:観光地・名所 行き先: ドイツ / ミュンヘン

タグ: お土産 街歩き 市場


そもそも復活祭とは?

あまりにも可愛らしくて、立ち止まってショーウィンドウに釘付けになってしまうイースターのお菓子 あまりにも可愛らしくて、立ち止まってショーウィンドウに釘付けになってしまうイースターのお菓子

春の輝く夜明けと登りゆく太陽の女神といえば、ゲルマンの女神「オステラ」。厳しい冬を越えねばならいドイツ人にとって、春の到来は待ち遠しくキラキラと光る瞬間だ。イエス・キリストの復活を祝う復活祭(英語でいうイースター)はドイツ語ではオステルン(Ostern)と言うが、これはこの女神オステラに由来する。十字架に架けられたイエスは、三日後に蘇った、とされており、イエスの復活と登りゆく太陽、春の到来であるゲルマン古来の祭りにキリスト教が加わってオステルン、つまり復活祭が祝われるようになったのだ。

復活祭の前にドイツへ行こう

市場にもちゃんと色付きの卵が並んでいる 市場にもちゃんと色付きの卵が並んでいる

この時期にドイツを旅すると、どんな町にも卵やウサギが溢れている。今年のイースターは3月23日なので、この時期を挟むか、少し前にドイツを旅することをお勧めする。菓子店には卵やウサギの形をした可愛いチョコレートが、花店では部屋を飾るウサギの置物や、木の枝にぶら下げる装飾用の卵が並んでいる。復活祭では生命の象徴である卵が主役である。ウサギは極めて繁殖力が旺盛であるため、古くから豊穣をもたらす縁起の良い動物であった。ドイツの子供たちは、ウサギが色とりどりの「復活祭の卵」を運んでくる、と信じている。大人たちは庭のあちこちに色づけした茹で卵を隠しておく。サンタクロースがプレゼントを持ってくるように、子供たちはその不思議な卵を探して集めるのを楽しみにしている。この時期にドイツを旅行すると、必ずと言ってよいほどホテルの朝食にカラフルな茹で卵が出てくる。ちなみにこの食用絵具はスーパーで1ユーロ程で売られており、パッケージもかわいいのでお土産には最適だ。

ネコヤナギの小枝に卵を飾る

朝市でもかならずネコヤナギが売られており、クリスマスツリーを飾るように皆ネコヤナギを買って家に飾る 朝市でもかならずネコヤナギが売られており、クリスマスツリーを飾るように皆ネコヤナギを買って家に飾る

春になってふっくらと芽を吹くネコヤナギも、生命の蘇りとして復活祭のシンボルとなった。その柳の小枝に卵を飾りつける習慣も生まれた。柳の飾り付け用に小さな木製の卵がある。春を思わせる淡い黄緑色やクリーム色、ピンク、水色で塗られ、シンプルな模様が描かれている。本物の卵の中身を抜いて殻に色づけした飾りもある。菓子店では卵の殻にチョコレートを詰めた本物っぽい卵や、チョコレートやマルツィパン(マジパン)だけで作られた卵やウサギなどが所狭しと並ぶ。

ミュンヘンの市場では

高級ブティックが多いミュンヘンでは、卵をテーマにした展覧会かのようにそれぞれのお店が工夫を凝らす。ウィンドウショッピングだけでもちょっとした美術館を見学した気分 高級ブティックが多いミュンヘンでは、卵をテーマにした展覧会かのようにそれぞれのお店が工夫を凝らす。ウィンドウショッピングだけでもちょっとした美術館を見学した気分

早春のヴィクトゥアリエン市場では、銀色の芽を付けたネコヤナギが屋台に並び、市民たちは選んだ枝を抱えて帰って行く。どの町にも復活祭グッズが溢れているが、あらゆる分野で楽しめるのがミュンヘンだ。カフェやフローリストのみならず、文具店、蝋燭専門店、陶磁器店、寝具店、ブティックなど、店の外にも内も卵とウサギのモチーフがいっぱい。卵を相手に衣服やバッグを上手にディスプレーするのは、さすがに洗練されたミュンヘンならではのこと。そのアイデアの面白さ、美しさはこの時期を逃しては味わうことができない。新しい季節の到来で大らかな雰囲気が漂うこの時期にヨーロッパを旅行するのはとっても楽しい。復活祭はキリスト教にとって、クリスマスと同じくらい大切な、大きな行事である。それだけに私たち観光客もこれを見逃すわけにはいかない。

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2008/02/18)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
 提供情報の真実性、合法性、安全性などについては、ご自身の責任において事前に確認して利用してください。
エイビーマガジンについて

 

キーワードで記事検索

検索