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【ダッハウ強制収容所】戦後63年、あの悲劇を忘れないために


掲載日:2008/07/07 テーマ:観光地・名所 行き先: ドイツ / ミュンヘン

タグ: 歴史


ドイツで最初の強制収容所はダッハウに造られた

入口の門にも金網。収容所を囲う金網と青空がなんとも切ない 入口の門にも金網。収容所を囲う金網と青空がなんとも切ない

ミュンヘン(Muenchen)から電車で25分の町ダッハウ(Dachau)に、1933年ドイツで一番最初の強制収容所が造られました。ダッハウ駅前からバスに乗って閑静な住宅街を抜けると収容所跡に到着します。「跡」というだけあって、当時の建物は焼却炉以外にはなく、慰霊碑と復元されたものが展示されている資料館以外はだだっ広い土地といった感じです。ダッハウ強制収容所には、ユダヤ人やナチスに反対するドイツ人、ポーランド人などが収容されていて、3万人以上もの命が奪われた場所なんだそうです。

強制収容所が私達に残したメッセージ

復元されたトイレ。ひとりあたり10秒しかトイレの時間が与えられなかったとか… 復元されたトイレ。ひとりあたり10秒しかトイレの時間が与えられなかったとか…

復元された収容所の建物には様々なものが展示されています。収容されていた人々の髪の毛を集めたものなど、あまりに残酷で写真に収められなかったものがたくさんありました。それはみなさんそれぞれ自分でしっかり目に焼き付けて考えてほしいです。何の罪もなくここに収容され死んでいった人々が残したメッセージを。ガス室では、ぎゅうぎゅうに詰め込まれてガスを吸う前に窒息死した人もいたそうです。ドアなんてなく、1人1日10秒だけしか座ることを許されなかったトイレの便器も復元されています。毎日11:30、14:00、15:30にドキュメントフィルムの上映があるのでこれも見逃せません。

焼却炉の前で、慰霊碑の前で静かに手を合わせる

この焼却炉で大勢の人々が焼かれ亡くなっていった この焼却炉で大勢の人々が焼かれ亡くなっていった

広い敷地内には、戦後に建てられた慰霊碑や、小さなチャペルが目に付きますが、ひとつだけ異様な雰囲気を放っている建物があります。それは、焼却炉。焼却炉といってもゴミを燃やしていたのではありません。そこでは人間が燃やされたのです。おそらくここでも大勢の人々が亡くなったのでしょう。手を合わせずにはいられません。もう二度とこんなことが繰り返されないように、まず私達が強制収容所という事実を知っていかないといけないと思います。夏休みは、日本の終戦記念日もあって戦争と平和を考えるには良い機会です。ドイツ旅行を計画される際に、ダッハウ強制収容所跡のことを思い出してください。

【関連情報】

ダッハウ強制収容所跡。もう二度とこんな場所が造られなくていいように願っています ダッハウ強制収容所跡。もう二度とこんな場所が造られなくていいように願っています

■ ダッハウ強制収容所跡(KZ-Gedenkstaette Dachau)
住所:Alte Roemerstr.75, 85221,Dachau
アクセス:ミュンヘン中央駅(Mienchen Hbf)からS2でダッハウ(Dachau)下車後バス726番でKZ-Gedenkstaette下車すぐ。
電話番号:+49-(0)8131-669970
URL:www.kz-gedenkstaette-dachau.de/english.html
開館時間:9:00-17:00
休館日:月曜日
入館料:無料

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2008/07/07)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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