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海外現地発ガイド通信

負の遺産、だからこそ見ておきたい「ドク・ツェントゥルム (Doku-Zentrum)」


掲載日:2007/09/03 テーマ:観光地・名所 行き先: ドイツ / ニュルンベルク

タグ: ためになる 史跡 歴史


ナチス党大会が行われた町・ニュルンベルク

ドク・ツェントゥルム (Doku-Zentrum)には社会見学の生徒がいっぱい訪れます ドク・ツェントゥルム (Doku-Zentrum)には社会見学の生徒がいっぱい訪れます

バイエルン州第2の都市Nuernberg(ニュルンベルク)は、かわいい旧市街に画家デューラーの家があることで知られています。この町は戦前の1933年に第1回ナチ党大会が開かれ、その後何度も党大会が開かれた場所でもあります。「ドイツ人の血と尊厳の保護のための法律」として制定されたユダヤ人迫害のためのニュルンベルク法もその名の通り、この町で1935年に制定されました。戦後かの有名なニュルンベルク裁判がこの地で行われたのは、こういった歴史的経緯のためだそうです。

党大会会場跡・ドキュメントセンター

館内の展示品はどれも迫力あるものばかり。写真はナチ党大会の様子 館内の展示品はどれも迫力あるものばかり。写真はナチ党大会の様子

ニュルンベルク中央駅からトラムで15分ほどの郊外にある党大会会場跡が、その歴史を伝えるドキュメントセンターとしてさまざまな資料を展示しています。入場料(5ユーロ/約800円)には音声ガイドフォン代も入っているので、英語かドイツ語の音声ガイドを聞きながらの見学となります。
このセンターは映像資料が豊富なので、音声ガイドが必要不可欠。党大会の様子を実際の映像で感じることができます。迫力あるヒトラーの肉声を聞いてみたい方は、是非ドイツ語の音声ガイドに挑戦してみて下さい!

社会見学の子供達も真剣な眼差し

壁、床、天井すべてが展示スペース。実際にここで党大会が行われていたと思うと鳥肌が立ちます 壁、床、天井すべてが展示スペース。実際にここで党大会が行われていたと思うと鳥肌が立ちます

このセンターでは、党大会の様子だけでなくニュルンベルク法の制定過程、ユダヤ人の証言、反ユダヤ主義のポスター、戦後のニュルンベルク裁判までの一連の歴史を知ることができます。私は平日訪れたのですが、社会見学で来ているドイツ人の生徒達でいっぱいでした。センター内ではしゃいだり悪ふざけをしている子はいません。ドイツではこういった歴史も小学生からしっかり学び、それぞれの意見を議論する授業があります。同じ過ちを二度と繰り返さないという姿勢が教育現場にも根付いています。

党大会会場跡はまるでローマ時代の円形劇場

党大会会場跡。こんなに広い空間がナチ党支持者で埋まっていたんですね 党大会会場跡。こんなに広い空間がナチ党支持者で埋まっていたんですね

順路に従って進んでいくと出口の手前で外に張り出した箇所があります。ここでは、今でも一部残っている党大会会場跡を自分の目で見ることが出来るようになっています。その広さと形はまるでローマ時代の円形劇場のよう。ここに来るまでの映像資料や展示資料とはまた違ったショックを、私は受けました。とにかく広いんです!これが全部ナチ党支持者で埋まりヒトラーの演説に酔いしれていた場面を想像すると鳥肌が立ちました。
争い事が絶えない世の中、反面教師としても一見の価値アリです

【関連情報】

■ Doku-Zentrum(ドク・ツェントゥルム)
住所:Bayer str.110 90478 Nyuernberg
アクセス:ニュルンベルク中央駅からトラム9番で終点「ドク・ツェントゥルム」下車すぐ
電話番号:(+49) (0)911 231 5666
URL:http://www.museen.nuernberg.de/english/english/reichsparteitag_e/index_reichsparteitag_e.html(英語)
開館時間:月〜金09:00-18:00、土日10:00-18:00(最終入場17:00)
休館日:2007年は12月24,25,31日
入館料:大人5ユーロ(約800円) 学生2.5ユーロ(約400円)
その他:英語またはドイツ語のガイドフォン付き

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2007/09/03)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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