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海外現地発ガイド通信

町に散らばるおもちゃ箱 ドイツクリスマス市


掲載日:2007/11/02 テーマ:祭り・イベント 行き先: ドイツ / ニュルンベルク

タグ: クリスマス スイーツ 市場


12月を彩るクリスマス市

アドベントの時期にはどこの町でも中心部に行けば必ず見つかるクリスマス市 アドベントの時期にはどこの町でも中心部に行けば必ず見つかるクリスマス市

12月になるとドイツの町はどこでもパッと彩りが増す。クリスマス市が始まるのだ。どんな小さな町でも必ず町の広場を中心に小さな小屋が立ち並び、その姿は町の中にもう一つの温かい町が誕生したかのようでかわいらしい。この小屋ではそれぞれクリスマスに必要なものを中心に売られており、もちろんお菓子屋さんや食べ物屋さんもよく見かける。

ドイツ一有名なクリスマス市

ニュールンベルクでは聖母教会の前の広場で毎年市が開かれる ニュールンベルクでは聖母教会の前の広場で毎年市が開かれる

このクリスマス市の歴史は古く、最初のクリスマス市は1310年にミュンヘンで行われた。その後、ドレスデン、ニュールンベルクと続き、今ではニュールンベルクのクリスマス市「Christkindlesmarkt幼児キリスト市」が一番有名になった。Chiristkind、つまり幼児キリストは、ドイツではクリスマスの夜にプレゼントを持ってくるとされている。町によって特徴があるが、ニュールンベルクのクリスマス市は規模が大きく、またそれぞれお店が工夫を凝らして小さな小屋のデコレーションをしているのがわかる。それもそのはず、ニュールンベルクでは美しく飾りつけしたお店に賞が与えられる制度があるのだ。プレゼントの箱を開けたかのように輝くそれぞれのお店には、ツリー用のオーナメントや蝋燭、プレゼントになりそうな人形や木のおもちゃ、この寒い時期にぴったりの毛糸の帽子や手袋などが売られている。

寒さに勝つにはやはり食べ物

ツヴェチゲンマンデルを扱うお店。どのお店もかわいい品物が隙間なく詰まっている ツヴェチゲンマンデルを扱うお店。どのお店もかわいい品物が隙間なく詰まっている

ニュールンベルクならではのお土産として喜ばれるのはツヴェチゲンマンデルという胡桃とプラムで作った人形だ。しかし残念ながら日本に持ってかえると腐ってしまうので、眺めておくだけが無難かもしれない。またニュールンベルクはレープクーヘン(Lebkuhen)というクッキーが有名。蜂蜜や香辛料を練りこんだ生地を焼いたもので、ニュールンベルクでは年中買うことができるが、この時期にはクリスマス用に作られた美しい缶入りのものなどが発売される。もう一つクリスマスのお菓子として有名なのがシュトーレン(Stollen)というドライフルーツが入ったケーキだ。このケーキはもともとドレスデンが発祥だが、クリスマスの時期になると必ずどこのケーキ屋さんにも並ぶ。レープクーヘンもシュトーレンも、寒い国ドイツだけあってどちらも日持ちがして保存しやすい。その場で食べる食べ物では、名物ニュールンベルガーソーセージや、じゃがいもをまるごとオーブンで焼いて、好みによってバターやチーズをかけてくれる焼きじゃがいも(Backkartoffeln)がお勧めだ。

意外なところから生まれたクリスマス市

イエス・キリスト誕生のシーンを再現した置物。多くの家庭でツリーの下に置かれる イエス・キリスト誕生のシーンを再現した置物。多くの家庭でツリーの下に置かれる

クリスマスの時期以外でもドイツでは土曜の朝、町の中心に朝市が立つ。この文化が生まれたのは、罪償いのために売られた「免罪符」の購入日に由来するといわれている。つまり、免罪符が発売される日をめがけて商人たちが市を開いたのが始まりで、それがやがて定着して定期的に開かれる朝市へと変わり、年末の贈与の時期は物が売れることからクリスマス市が生まれた、というわけだ。すっかり日が落ちて暗くなった町中に、ぽかぽかオレンジ色の明かりが散らばるクリスマス市は、今でも人々の財布の紐を緩めてしまう温かさがある。絵本のような小人の町のようなクリスマス市を是非一度体験してもらいたい。

【関連情報】

■Nuernberger Christkindlesmarkt(ニュールンベルク 幼児キリスト市)
場所:ニュールンベルク 聖母教会(Frauenkirche、住所:Hauptmarkt 14,90403 Nurnberg)前の広場にて
開催時期:2007年11月30日〜12月24日、月〜水9:30〜20:00、木〜土9:30〜21:00、日曜日10:30〜20:00(毎年アドベントの時期に開催)

 

※記事は掲載日時点での情報であり変更されている可能性もあります。ご了承下さい。(掲載日:2007/11/02)
※旅行前には必ず、外務省の海外安全ホームページで訪問地の安全情報についてご確認ください。
※この記事はガイドレポーターの取材によって提供された主観に基づくものであり、記事は取材時時点の情報です。
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